現IWGPヘビー級チャンピオンのケニー・オメガは、実力があるにもかかわらずWWEと契約しない世界最高の選手の一人として知られています。
ケニーは『The Business Times』のインタビューで、WWEへ行かない理由について説明しています。
「選択肢があることを示しているみたいな感じかな。私のモチベーションがお金だったら、私はすでにWWEにいるだろう。私は今あるものを嫌っていて、自分でスタイルを構築することで友達、家族、他の選手たちが見て楽しめる試合をしたいと思っていた。特定のスタイルだけが好きっていうプロレスファンもいるからね。彼らがそれは正しいと思っていても別に問題はないけど、私は彼らを感動させようとはしていない。このような人たちはすでに自分のこだわりがあるからね。私は異なったスタイルで世界を開こうとしている。プロレスにはその可能性があるんだ」
「誰でも自分が見たいものなら何でも見れる選択肢がある。両方の団体が好き、もしくは別の団体が好きってことも問題ない。でも私が子供の頃は、存在しているのがWWEだけだと思っていたんだ。世界でたった一つの団体さ。そして私が大人になってローカルなプロレス団体があることを知ったんだ。WCW、ECWなどがある。メキシコにはルチャドールがある。そして最後に、日本にもプロレスがあることを知ったんだ」
「多くの人々にとって、一つの大きな団体があってそれが全てだって思っているんじゃないかと私は考えている。しかし彼らは自分の視野を広げるにつれて、別のプロレスがあることに気が付くはずだ。彼らにとってそれが必ずしももっと好きなものになるとは限らないが、今やそれが選択肢になっている。地球上の人々にとって非常に多くの選択肢があることは素晴らしいことだね」
(The Business Times)