中邑真輔が昔アドバイスしたNXTの選手は?

USチャンピオンの中邑真輔は、『Going in RAW』のインタビューで様々な話題について語りました。まずはサーフィン愛がどこから来たのかについて説明しました。

「ずっと前だよ。日本にいたとき、ビーチの近くに住んでいたんだ。ほとんど毎日、朝には波乗りに行っていたよ。波を探したりもしていたね。平穏なだけでなくて、水はいつもトレーニングに役立つんだ」

中邑はSmack Down前にNXTでも活躍していましたが、日本のときと比べて違いについて語っています。

「(Smack Downは)ずいぶん違うよ。全てだ!日本からここへやって来たけど、東京ドームなどで日本のプロレススタイルをやっていた。NXTでやるにあたって適応する必要はなかったね。全部出来ていたからだ。NXTのスタイルに合わせるのは少しだけだったね。私たちには試合のプロデューサーやコーチがいた。まさにレスリングスクールのようなものだ。だから全く適応する必要がないと感じてたんだ。みんなは私のことをベテランと呼んでいたよ」

「でも去年Smack Downに加わったでしょ?最大の違いは生放送でのTVショーだということだ。私たちにはストーリーがあって、全てを見せる時間がないんだ。試合はストーリーの一部として最も重要な部分を選ぶ必要がある。この試合は何のためにやる?って考える。それがおそらく最大の違いだね。ハウスショー、TVショー、NXT、Smack Downなどファンはどれも全て違う。NXTのファンは結構試合が大好きだ。だからコアなファンはNXTのショーにやって来る。私たちがNXTのハウスショーで試合をしているときは良い雰囲気だと感じているよ」

経験豊富なパフォーマーである中邑は、会場の大きさにかかわらず試合を楽しんでいると語ります。

「どこでも楽しんでいるよ。たとえ小さな会場であっても、軍基地であってもね。私は8万人でも3万人でも100人でも試合をしたいと思っている。いつも同じエネルギーでやろうとしているんだ」

最後に中邑はNXTにいるスーパースターにアドバイスしたことについても語っています。

「パトリック、ベルベティーン・ドリームだ。彼は何かを発見していたね。私がNXTにいたときにアドバイスしたことを覚えているよ。当時彼はベルベティーン・ドリームになる前で、自分のキャラクターを探していたところだった。パトリックは必要以上にやっていたんだ。彼は今多くの試合をこなしているが、ムーブがとても多い。私の考えでは、観客はレスラーがあまりに多くのムーブをやったって覚えていないんだ。だから一つ一つに強い印象を与えなければならない。おそらくNXTでのタッグマッチや大きなイベント後の巡業だと、人々は彼のキャラクターを覚えている。彼らが見たいろいろな試合を超越して、クレイジーな動きをする紫色の男だと覚えていただろう。それが重要なキーの一つだね」

(Steve of Going in RAW)

 

関連記事

TOP