現Smack Downゼネラルマネージャーのペイジは、当初ソーニャ・デヴィル、マンディ・ローズとアブソリューションを結成していました。
しかし2017年12月のライブイベントでサーシャ・バンクスのキックを背後から受けたことにより、ペイジは引退を余儀なくされました。以下はそのときの動画です。
ペイジは『Give Me Sport』のインタビューで、ネット上ではサーシャ・バンクスが悪者になっていることに対してそれは間違いだと事件が起こったときのことと合わせて語っています。
「それはサーシャが悪いんじゃなかった。彼女はとても多くの反感を受けて、そしてリングの中でさえ、人々は‘Sasha sucks’とチャントしていました。それは彼女のせいではなかったから、それが聞こえたときには本当に腹立たしかったです」
「結局のところ彼女が後ろから私に蹴ったのは悪くなかったし、私はそれまでに何度も同じケガをしていたので、とても治りにくかっただけのです。私はまだやれるって思っていたし、私の首も前より強くなったと思っていましたが、残念ながらそうではありませんでした」
「ケガをした直後に私は腕の感覚が失い始め、それでも彼女の足をつかもうとしていたけど、彼女が止めなさいって言ってきました。でも私は、ダメダメ待って立てるからとと思って起き上がりました。しかしその後私はそのまま倒れてしまい、体の感覚を失っていました。そのときに自分で麻痺していると気がついたのです」
「リングサイドにいた女の子は泣いていたし、ベイリーは動揺し、サーシャはショックを受けてコーナーに座っていました。私は最初泣けませんでした。どんな痛みも感じることはなくショックを受けていて、そこにいた彼女たちを見ていて気づくことができました。私のキャリアが終わったんだとね」
「彼らがストレッチャーで連れ出そうとしていたのは覚えていて、そのとき私は、お願いだから私をストレッチャーで外へ連れ出さないでって願っていました。ストレッチャーで退場なんてしたいと思いません。堂々と歩いて退場したいと思っていました。でもそれももうできなくなるのだと言われることもわかっていました」
「私がバックステージに入ると、医師やトレーナーが私の反射神経をチェックしていました。その後体の痛みが上手く感じれるようになりました。でもサーシャはその間ずっと近くにいたんです。彼女は私のそばを離れたくないって思っていて、そのとき彼女は目に涙を浮かべていました。彼女がごめんなさいねって言ってきたので、あなたのせいじゃないからねって伝えました」
「私は翌日オーランドへ向かって医師に会いに行きました。そこでドクター・マルーンに私の首を診てもらい、彼は私が望むなら手術をすることはできるけど、どちらにしても引退しなければならないと言ってきました。彼が言うには、もし私がもう一度ダメージを受けたら麻痺してしまうということでした。それはエッジと同じものであり、どういうことか私も理解していましたし、彼が私に別の何か良い方法を教えてくれるんじゃないかと期待していたんですけどね」
「仕事に戻っても、私は医師に言われたことをまだ誰にも言いたくはなかったので、みんなには、私は大丈夫で回復にはあと2週間必要だと言っていました。でもサーシャにだけ本当のことを伝え、私はもう戦えないと言ったら、彼女はとてもショックを受けて泣き始めました。でも私は、ごめんあなたのせいじゃないからって思いましたし、彼女はとても親切にしてくれました。彼女はいつも私にメールで、調子はどう?って聞いてくれていたんです。みんな知っているように、彼女はいつも本当に素晴らしいんですよ」
(wrestlingnews.co)