【WWE】グンター、チャンピオンとして「理想とは程遠い」と認める

グンターはWWE世界ヘビー級チャンピオンとしては、多くのファンが期待したほど圧倒的ではなかった。チャンピオン自身も認めた。インタビューで、グンターは最近の本音を語り、チャンピオンとして期待に応えられていないと思っていることを打ち明けた。

「ここ数カ月は自分にとって理想的ではなかった」とグンターは認めつつ「コーディ・ローデスに負けたし、それからダミアン・プリーストとの確執など、自分の最高の面を見せることができなかった。でも今は元の自分に戻ったと思う。また最高のパフォーマンスを見せられる」と自身を覗かせた。

在位から6カ月がたち、世界ヘビー級チャンピオンシップを保持する4人目の人物だが、タイトルを防衛したのは5回だけだ。記録的なインターコンチネンタル王座の時とは対照的だ。インターコンチネンタル王座では、彼は常に年間最優秀試合候補に名を連ね、最も権威のあるタイトルに押し上げた。

ファンは、世界王者としての彼の冴えない活躍に気付く。ファンはWWEのブッキングが、ミスマッチと指摘している。ロイヤルランブルに先立つダミアン・プリーストとの確執は、多くの人が期待したような戦いにはならず、グンター自身も、最高の状態ではなかったと認めている。

ジェイ・ウーソとの試合に臨むグンターは、状況を好転させ真のトップ選手としての地位を確立しようとしている。しかし、ジョン・シナが2025年末に引退する予定であることから、もう1つの対決について考えている。

「彼とリングで戦える最後のチャンスなので、もしそれが実現するなら、対戦したい。ジョン・シナは最高のレスラーだ。実現するかはまだ分からない。彼の最後の試合で勝てたら、楽しいだろう」とジョン・シナとの対戦も視野にあると述べた。

不調のグンター、次の試合でこれまでの評価を払拭し、トップ選手としての存在感を示せるのか?
また、次の対戦相手はジェイ・ウーソかジョン・シナか?
どちらにしてもビッグマッチになることは間違いない。今後の動向に注目だ。

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