現USチャンピオンのAJスタイルズは最近、『Hindustan Times』のインタビューに答えています。
AJスタイルズのようなキャリアを誇るプロレスラーはほとんどいません。新日本プロレスやGFWの元スター選手の一人として活躍した後、2015年のロイヤルランブルでWWEデビューを果たしました。
それは彼のキャリアの中でも、最も記憶に残る瞬間だったと考えています。
「ロイヤルランブルでのデビューは、私のキャリアでも最大の瞬間だった。私はWWEファンの手厚い歓迎にかなり圧倒されたよ。それは決して忘れることができないものだね」
彼は2002年に、TNAと契約したことが大きな転換となりました。彼のTNAキャリアで合計26回もチャンピオンシップに勝利しており、これにより同団体の最大のスター選手の一人となりました。
しかし彼はこれに満足することなく、2014年に日本へ移籍します。多くの専門家は、彼の試合でのスタイルが新日本プロレスには向いていないと予想していましたが、彼は2度のIWGPヘビー級タイトルを獲得しました。
それにより世界中に名前が知れ渡ったAJスタイルズは、ついに待望のWWEへと飛躍を遂げました。
このときも多くの人が、彼の試合でのスタイルはWWEでの成功に関して再度疑問を呈したものの、すでにWWE世界ヘビー級チャンピオン、USチャンピオンを獲得しています。
そしてAJスタイルズによると、WWEへの移行はとてもスムーズであり、試合でのスタイルを変更していないと語っています。
「私は自分のスタイルに変更は加えなかったんだ。唯一の違いは、WWEにはインディ団体よりも多くのカメラがあったため、それに対して学ぶ必要はあったが、これまでの経験が本当に私を助けてくれたと思っているよ」
彼の2年間のWWEキャリアに関しては、多くの人が感銘を受けています。そして今年のサマースラムでケビン・オーエンズを倒して、USチャンピオンシップの防衛に成功しました。
AJスタイルズはすでに間違いなくWWEでも最高の選手の一人ですが、まだ自分が改善できると考えています。
「もちろん私には改善の余地がある。オカダカズチカのようなタレントを見て欲しい。彼は世界でも最高のレスラーの一人だが、まだ30歳になっていないんだ。それほど若い時期にIWGPチャンピオンシップを勝ち取り、それだけの才能を見せつけられれば、誰だってもっと一生懸命働く気持ちにさせられるよ」
(wrestlinginc)