前回のSmackDownでは、新日本プロレスを契約満了で退団したタマ・トンガがWWEデビューを果たしました。
かつて新日本プロレス時代にともにバレットクラブで活躍したカール・アンダーソンは『Busted Open Radio』に出演し、タマ・トンガはWWEで活躍できると思うかと聞かれました。
「もちろんだ。彼を見てみろ。完璧なルックスだと思う。WWEが必要とし、望んでいるものを彼は持っていると思うね。新日本プロレスで15〜16年やってきたタマがWWEにやってきて、その経験を見せ、ゴールデンタイムの準備ができたことは素晴らしいことだと思う。タマ・トンガがWWEで何ができるのか、今は無限の可能性があると思うし、それを見るのが楽しみだよ。彼が先週の金曜日にメールをくれて、この町にやって来るというのは知っていたけど、彼自身もその夜にデビューすることは知らなかったんだ。これがWWE流だよ。彼らは呼んで、そこでデビューすることを告げる。私の友人でありブラザーでもある彼が、初めて全国放送の生放送に出るという事実を目の当たりにするのは、とても楽しいことだった。彼を誇りに思う。彼は期待以上の成果を上げたと思うね。いつもそうだけど、彼は素晴らしかった。準備ができていると思う。自分を持っている男でカリスマ性がある。少しおかしなところもあるけど(笑)、それはみんなが必要としていることの一部だ。待ちきれないね。彼がブラッドラインのストーリーに出てくれて本当にうれしいよ。ポール・ヘイマンが近くにいて、彼はいつもクリエイティブの天才だ。特にバレットクラブのファンで、長い間バレットクラブを追いかけてきた人なら、これほど素晴らしいことはないだろうね」
またアンダーソンは、トリプルHにタマ・トンガの契約終了が近づいていることを伝えていたことを明らかにしました。
「トリプルHがやらせてくれた2023年の東京ドームでの試合後の話だ。私はWWEと再契約したが、まだ新日本のチャンピオンで、それでも彼は戻って新日本プロレスで2試合やることを全く問題なく許可してくれた。私はトリプルHにメールして、『タマ・トンガの契約満了が近づいている。私に言わせれば、必要なものを全て持っている注目選手だと思う』って伝えたことを覚えているよ。彼はすぐに返事をくれたが、実現するまで1年かかった。でも今彼はここにいるんだ」