WWEスーパースターのベッキー・リンチは、ポッドキャスト『the Superstar Crossover』に出演しました。
このポッドキャストの『Crossover(クロスオーバー)』は、各ゲストが次のゲストにどんな質問でもできることが由来となっています。
ベッキーはサミ・ゼインから、プロレスの技は重要なものかと質問を受けました。
ベッキーはプロレスにとって最も重要なのはストーリーを伝えることであり、実際の技は二の次だと語っています。
「(実際の技は)2番目だ。1番はストーリーだね。というのも良いストーリーを伝えなければ、リング上で何をしようが誰も気に留めないからだ。『プロモ(ストーリーを進めるためのマイク)は試合であり、試合はプロモである』という言葉がある。試合中にストーリーを伝えるが、試合で何を伝えるかは技の前に必要なことなんだ。それが第一で、その後に実際のプロレスの技術がくる。何が反応を引き出すのか、何が観客にとってもわかりやすいのかを理解することだ。技術的なことをやっていて、みんなに『待って、何が起きてるの?』って思わせたくないからね。私たちは自分たちのためにやっているんじゃなく、観客のためにやるんだ。もし観客がついていけず、私たちが自分たちはおもしろい、カッコイイと思ってやっているなら、誰も気にしなくなるだろうね」