ジョン・シナは最近クリス・ヴァン・ブリットのインタビューに応じました。
そこでシナは2020年のレッスルマニア36で対戦したブレイ・ワイアットとのファイアフライ・ファン・ハウスマッチを振り返りました。
「ファイアフライ・ファン・ハウスマッチを撮影する3日前のことを覚えているよ。最後のテレビ収録のとき、ファイアフライ・ファン・ハウスマッチをやるって言われたんだ。NXTの会議室に私と一緒に3人の人がいたのを覚えている。私がファイアフライ・ファン・ハウスマッチって何?って聞くと、彼らは知らないって答えた。どうしたらいいんだろうって感じだったね。コントロールできるものをコントロールする。観客がいればいいのに。血が出せればいいのに。頭をイスで殴ったりできたらいいのに。人々に中指を立てれたらいいのに。コントロールできるものはコントロールするんだ。ツールベルトにある道具を使え。観客のいない2日間で、どうやってエンターテインメント性のあるものを作るか、そして彼らは我々にある試合規定を作った。他のみんなは普通の試合をしている。ワル学博士の試合でもなければ、ハッスル・ロイヤリティ・リスペクトの試合でもない。決定的なキャラクターがある。個性があり、それは本当に人々を輝かせるものなんだ」
「我々は超越したものを描くことで、その場を切り抜けることができる。倉庫には何がある?こぶしがある。青いケージもある。NWOのグッズもある。上手くいくだろう。この試合は私が最初から最後まで書いた唯一の試合だったと記憶している。かわいそうに、妻に印刷させて、紙に書いて渡している。彼女が『何これ?どんな意味があるの?』って言ったから、『印刷してくれ。必要なんだ』と。私の手書きのファイアフライ・ファン・ハウスの原案がまだどこかに残っているよ。ブレイはこれ以上ないくらいいい人だったね。彼は全体の状況を把握していた。前の晩に書いたから、みんなにメールしようとしたんだ。だから原案の写真が携帯に残っているかもしれないね。手元にはないけど、試合当日に彼に送ったメールとして保存してあるんだ。特に前夜のアンダーテイカーの試合を観た後にね。彼らには完膚なきまでに叩きのめされたよ。もっと試合に激しさがあった。パンチ一発もらって、緊張していることをメールしたんだけど、勇気をくれて私を信頼してくれて、それ以上のことはできなかったと思う。ベストを尽くしたし、上手くいけばいいと思っていた。そしてそれは私が非常に誇りに思うほどの努力があったんだ」