ランディ・オートンは背中のケガにより1年半欠場していたものの、昨年11月のサバイバーシリーズで復帰しました。
同じサバイバーシリーズでは、CMパンクも衝撃のWWE復帰を果たして大きな話題を呼びました。
オートンは『The Bump』に出演し、サバイバーシリーズでの復帰戦を振り返りました。
「(復帰戦は)すごくよかったよ。非常に神経質になっていたんだけど、ちょっとおもしろい話があるんだ。その1ヵ月前からネット上で私が復帰するという噂が飛び交っていたが、CMパンクが復帰するというような噂もあった。パンクの代わりに私が復帰するというサプライズではなく、ランディ・オートンがウォー・ゲームズでコーディ(ローデス)のチームに加わることを前の週にみんなに知らせたんだ。1年半もいなかったら期待に胸が膨らんでいたし、ちょっとはみんなに面食らわせた。1年半前から楽しみにしていた観客の反応を奪われてしまうことに憤慨したい気持ちもあったが、私はずいぶん成長したね。でも全てが終わった後に私が出てきたら、素晴らしい反応だったよ。パンクが登場しても素晴らしい反応で、私は誰も気分を害されなかったことに気づいたんだ。ファンにとっては本当に楽しい夜だった。彼らはランディ・オートンが復帰してとても喜んでいた。パンクのことなど考えてもいなかっただろう。そこにパンクが現れた。だからその反応は異なるものだったんだ。みんなは私たち2人を見て興奮していたよ。個人的なところでも、彼が戻ってきてくれてうれしかった。彼はとんでもない男だ。でも1年半も経って準備万端だったのに、復帰を発表すると言われたのは奇妙だったね。そしたら彼が戻ってきたんだ。なるほどねって。でもここではそういうものだから、わからないものだよ」
またオートンは、現在のCMパンクについてどう感じているかと質問されました。
10年前と比べてお互いに成長していると語っています。
「もう10年も彼の近くにいなかった。もちろん彼が去る前のことは覚えているよ。彼はロッカールームで少し暗雲が立ち込めていたと思うが、私もそうだった。だから私には非難することはできないよ。2人ともいろいろ大変なことがあったけど、どんな理由であれ、彼は変わったと思う。彼は成長して大人になったんだ。プロレスラーは決して成熟しているとは言えないと思うけど、彼も私も以前より成熟している。シカゴで彼に会ったとき、握手をして少しハグをしたけど、それは本心以外の何ものでもなかった。お互いに会えてうれしかったし、彼にはここで頑張ってほしい。気持ちは通じ合っていると思うよ」