11月4日にサウジアラビアで開催されるクラウン・ジュエルでは、セス・ロリンズ対ドリュー・マッキンタイアの世界ヘビー級王座戦が行われます。
ロリンズは『Last Meals』に出演し、プロレスから離れようと思ったことはあるかと聞かれ、次のように語りました。
「ケガが多かったね。常にケガをしているんだ。あちこちにぶつけて打撲したり、数えきれないほど肩を脱臼したよ。アゴを骨折したり、ヒザを完全に壊したり。その後別の機会に、内側側副靱帯を断裂したこともある。私には小さな娘がいる。するといつまでにこの仕事を終わらせようかと考えるようにもなるんだ。娘のために父親として活動的になるためだし、いつも巡業に出ているわけじゃない。数週間前にザ・ワンダー・イヤーズという大好きなバンドを観に行った。リード・シンガーのダンは親友なんだが、彼は観客にこう言うんだ。始まりよりも終わりに近づいている。それが私の心に響いたよ。観客はブーイングするんだけど、彼らはブーイングするなと言う。でもその後彼は一転して、俺たちはまだまだやれるんだみたいな感じを見せるんだ。そう感じていたよ。あれは私にとって本当に燃える瞬間だった。私は観客席の上にいて、ピット(よりステージに近い)にはいなかった。ピットでムーンサルトをしたかったね。でも私の中にいる父親は、ピットでムーンサルトするなって言っていたよ。だから陰と陽がある。バランスが取れているんだ。すぐにやめるつもりはないよ。さっきも言ったように、私はまだ好機にある。このビジネスはアツい。すごく楽しいんだ。だからわからないね。当分の間はないだろうね。そう言っておくよ」