UFCの親会社であるエンデバーはWWEとの合併を成立させ、新たにTKOグループ・ホールディングスを設立しました。
合併が正式に完了した後、2024年10月からSmack Downのアメリカでの放送がUSAネットワークになることが発表されました。
現在Smack DownはFOXで放送されており、今回の新たな契約によってSmack Downの放映権が40%増加したことになります。
エンデバーとTKOのCEOであるアリ・エマニュエルは、ブルームバーグの『Screentime conference』に出席し、今回の新たな放映権締結について語っています。
「Smack Downの放映権が40%アップした。RAWはNo.1パッケージだ。これから3つの放映権が販売されることになる。3つの大きな放映権は、WWのRAW、UFC、NBAだ。我々はそのうち2つに関与している。買い手は6社で、さらに2026年に終了するWWEネットワークが加わることになる。おそらく2025年か2026年だと思う。つまり以下の理由からWWEとUFCを過小評価することはできない。一つはシーズンがないことだ。起こる最大の問題の一つは解約にある。我々は年間52週だろう?しかも柔軟だ。木曜日の夜がいい?火曜日の夜がいい?我々は通年で行っているから、スケジュールや解約の問題はない。他のスポーツとは全く違う。というのもそのとき人々は解約するからだ。それがスポーツの問題点でもある。悪い意味ではなく、制作が終わると去っていく。我々にはそれがないんだ。我々のファンは忠実で粘り強く、動いてくれる」
なおUSAネットワークは現在RAWとNXTで放送されているものの、契約は2024年9月までとなっており、今後どこが新たな放映権の契約を締結するのか関心が集まっています。