ザ・ロックは『the Pat McAfee Show』に出演しました。
WWEは今年のレッスルマニア39でローマン・レインズ対ザ・ロックを望んでいたものの、最終的には実現することはありませんでした。
2013年以降は試合を行っていないザ・ロックですが、試合を行わない理由について語りました。
「正直なところ、心配しているのはケガじゃない。というのもそれは試合の一部だ。試合に出ればみんなケガをする。そういうものなんだ。スケジュールをかなりの程度コントロールすることができたからそれでもない。WWEに復帰してプロレスをするのはなぜなのか、ファンのためにこれまでにないものを作り出せるのか、ということに常に行き着く。そういうことだよ」
一度は実現が近づいたローマン・レインズ戦ですが、ザ・ロックはこの試合を行う意味が重要だと語っています。
「ザ・ロックがローマン・レインズとともにレッスルマニアのメインイベントを務める。ソフィ・スタジアムは決まっていた。自分たちがやっていることは、自分たちでもわかっていた。だが言わせてもらうと、2022年の初めくらいにニック・カーンが、知っているだろうが、彼はすごい。彼はビンスと俺を引き合わせるのにとても貢献してくれたんだ。みんなでロスに飛んで会って話し合った。これが2022年の始まりだ。テレマナ(ザ・ロックのテキーラ)を用意してね。俺たちは人生や愛するビジネスに乾杯して約1時間後、俺とローマン・レインズがソフィでレッスルマニアのメインイベントを務めるこの試合の可能性について話し始めた。そしてテーブルにいた3人で握手をしてハグをしたよ。それから1年間、本当にこのことについて考える時間があったんだ。そこで考えたのは、何かいいことをしようってことだ。偉大なことをするのはやめよう。前例のないことをしよう。そしてそれはファンのために、今までにないものを作り出そうということだった。試合か。素晴らしい。ローマンは信じられないようなアスリートだ。頂点に到達するだろう。俺のいとこの家族だ。すごいよ。試合はできるが、もっと大きな考えとしてあったのが、レッスルマニアが何かの終わりではなく、もっと大きな何かの始まりになるような、我々が愛するこのビジネスのファンのために何ができるかということだったんだ」
「だから本当に近づいたんだけど、それが何なのかを明確にすることができなかった。それでやめることにした。合併が近づいているし、いずれはそうなる。それにフィラデルフィアでレッスルマニア(40)があるんだってね。それも可能性があると言っているんだ。俺はオープンだ。だがもう一度、それが何なのかを考えよう。というのもファンは前代未聞の素晴らしいものを手に入れるのに相応しいからだ。それだけでなく、ロッカールームで懸命に働いている若い人たちにも届けたい。彼らをこのプロレス界の新しい時代の変化の一端を担うような状況に置くために、俺たちは何ができるだろうか?知っての通り、ビンスは大局的な考え方をする人だ。だから俺たちは何年も仲良くやってこれた。ただ大局的に考えようとしているだけなんだ」