2022年にWWEはイギリスのカーディフにあるプリンシパリティ・スタジアムでクラッシュ・アット・ザ・キャッスルを開催しました。
このイベントは62,000人以上を収容し、数々の記録を塗り替えたことから、近年で最も成功したプレミアムライブイベントの一つとされています。
イギリス出身のドリュー・マッキンタイアはポッドキャスト『Under The Ring』に出演し、イギリスでショーを開催したことについて語りました。
「正しいことは気分がいいものだ。だから言ったのに、とは言いたくないんだけどね(笑)。私は何年もの間、経営陣に嫌がらせをしていたんだ。イギリスでのスタジアムショーが決まったとき、イギリスのファンの情熱はわかっていたし、必ず来てくれると思っていたし、それが会社にとってどれだけ金銭的に良いことなのかもわかっていた。もちろんそれは私の立場でこうすべきだと言うことでもない。というのも私はロジスティクスを理解していないし、それが当初受けた言い訳だったからだ。だがロジスティックスや時差のようなことが問題になる中で、突然オーストラリアのような場所でスーパーショーをやるとなって驚かされた。そしてそれなら本当に(イギリス開催を)検討するべきだと言ったんだ。やがて(イギリスで)スタジアムショーが開催されるかもしれないという噂を耳にし、最終的に政府を巻き込んで話をすることができた。クラッシュ・アット・ザ・キャッスルでようやくスタジアムショーができたし、メインイベントに出てファンの声も聞けたのはとても素晴らしいことだったね」
マッキンタイアはイギリスをはじめとしたショーを開催することで、アメリカ国内にも良い影響を及ぼすことを期待していると語りました。
「その後すべてのショーを見て、テレビ収録があちこちで完売しているのを見たし、WWEは今世界中でとても熱く、至るところでチケットが売れている。プエルトリコやイギリスのような場所で大きなショーを行い、ファンの熱狂ぶりを見ることで、アメリカのファンに自分たちももっと頑張らなければいけないということを示すことができればいい。アメリカ国外だけでなく、我々が行くすべての会場でそういった盛り上がりを聞きたいんだ」