6月20日のNXTでは、世界ヘビー級チャンピオンのセス・ロリンズが、ブロン・ブレイカーを相手に防衛戦を行いました。
ロリンズにとっては2013年以来のNXTでの試合となります。
ロリンズは『Out of Character』に出演し、久しぶりとなるNXTでの試合を振り返りました。
「あの瞬間に戻ることができたのは、とても素晴らしいことだったよ。俺が話していることの一つに、若いタレントを手助けして業界を前進させるというものがある。NXTに行く機会が与えられたけど、ここでは10年以上試合をしていないんだ。フルセイル大学からパフォーマンス・センターに移ったことで、明らかに見た目も雰囲気も全く違うものになってしまったし、何年もの間に様々な変化を経てきたけど、NXTであることに変わりはない。ショーの後でちょっとしたプロモーションをやったんだけど、それが感傷的なものに感じられるとは、会場に出て観客とのつながりを感じるまで、本当に実感がわかなかったんだ。あんなに小さく密集した観客の前でプロレスをしたのは久しぶりだった。小さなスペースで、親密な観客の前で試合をするのは特別なことだよ。有名なバンドがそうやって小さなバーに戻って満員にするのを見るだろう。アリーナやスタジアムでやるのとは違って、もっと個人的な体験ができるんだ。どの席の誰とでも交流できる。最高の経験だったよ」
「ブロンはすごい相手だったね。彼と一緒にリングに上がったり、他の選手たちと会話して、彼らが日々経験していることを知ることができて本当に嬉しかった。素晴らしかったよ。次のレベルに行くためのハングリー精神が感じられたんだ。それを見ることができて嬉しかった。我々はNXTで自己満足に陥っていた時期があった。みんなNXTにいたい、メインロスターに行きたくないって話していたんだ。それがいつも俺をイライラさせた。この間現場に行ったとき、違うエネルギーを感じたし、みんながメインロスターに来てキャリアを次のレベルに引き上げることに興奮しているのを感じたんだ。それにワクワクしたよ」