セス・ロリンズはなぜカーブ・ストンプをやめたのか

RAWタッグチームチャンピオンのセス・ロリンズは、最近のフィニッシュムーブをペディグリーとリップコード・ニー(レインメーカー式膝蹴り)の2つを使用しています。

しかし以前から彼を見ているファンにとっては、フィニッシュムーブとしてカーブ・ストンプもおなじみの技です。

ちなみにカーブ・ストンプとは、相手の頭を地面に力強く踏みつける技です。以下はその動画です。

この技はロリンズがWWEタイトルを保持していた間に使用することをやめて、代わりにトリプルHのフィニッシャーであるペディグリーを採用しました。

現在はカーブ・ストンプを使用していないセス・ロリンズですが、『Sam Roberts Wrestling Podcast』に出演したとき、なぜやめてしまったのか理由を説明しました。

「ビンス・マクマホンが月曜日の朝に、カッコイイスーツを着てトゥデイに出演していた私を見ていたんだ。私は会社を代表しているし、カッコイイスーツを着こなし、しかもその時はタイトルを保持していた。私はこのパッケージでありながら、カーブ・ストンプで相手の頭を地面に踏みつけていたんだ」

「それに対してビンスが私にトップの男としての表現に相応しくないと言ったんだ。そして彼はスタッフの一部とミーティングを行い、私のフィニッシュを別のものにするように決めたのさ」

「それを聞いたときは嫌だったし、愚かな決定だと思ったよ。でも現実は会社が言うことが全てだ。だから私はできる限りのことをやっている。今はマーケティングの観点からもそれを完全に理解しているが、とても素晴らしいフィニッシュだったから、やめることは本当に嫌だったよ」

ちなみにカーブ・ストンプだけでなく、彼のテーマ曲に“BURN IT DOWN”を加えたのもビンス・マクマホンでした。すでにセス・ロリンズのWWEキャリアにおいて、大きな影響を与えている人物の一人だと言えるでしょう。

(sportskeeda)

 

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