新日本プロレスのレインメーカーこと、オカダカズチカは『PWI500』において過去12ヵ月間で最高のレスラーに選ばれました。
彼が選ばれたのにはいくつかの要因があります。まず彼は評価対象となった全期間でIWGPを保持していました。
また東京ドーム大会と大阪城ホール大会で、ケニーオメガと戦った試合が、マッチ・オブ・ザ・イヤーの候補になるほど絶賛されました。
『PWI』は通訳を通してオカダに連絡を取り、『PWI500』でトップとなったことをどのように考えているのかを尋ねました。
「私は他の選手(武藤敬司、三沢光晴、小橋建太、棚橋弘至)ができなかったことを成し遂げたと思います。この賞が意味することは、世界中のファンやメディアがどのような団体やレスラーに注目するようになるのか。その答えはオカダですね。ようやく日本のレスラーとプロレスがどれほど素晴らしいものであるか、世界が認めているんだと思います」
オカダはまた、新日本プロレスが人気を得ていることを認めていますが、まだ多くの仕事があると考えています。
「まだまだ道のりは長いですね。今年は初めてアメリカのロングビーチでショーを行いましたが、3,000人収容の建物でした。私はもっと大きな会場をターゲットにして、世界に新日本を知ってもらい、オカダカズチカがどれほど素晴らしいかを知ってもらいたいです」
AJスタイルズと中邑真輔の後を追って、新日本を離れてWWEへの加入を検討していたのかと尋ねられた時、オカダは次のように語っています。
「それは私が考えるものではないですね。新日本はWWEと比べて、レスラーの質も試合の質についても優れています。私が言えることの一つは、フィン・ベイラー、AJスタイルズ、そして中邑選手はWWEで楽しんでいるように見えるということです。私は再び彼らと試合をしたいと思うかもしれないですが、新日本でやりたいですね」
オカダは今年一番注目された試合であるケニーオメガについて、特別な対戦相手であると感じているか尋ねられたとき、次のように答えています。
「それが特別な試合ではないと言ったら嘘になります。私たちの試合は世界中に響き渡りました。しかし私にとって棚橋弘至と内藤哲也との試合も特別です。私の試合全てがそうだと言えますね」
最後にIWGPのタイトルを守り続けることに加えて、短期的な目標は何かとオカダは尋ねられました。
「新日本プロレスワールドで、世界中の至るところにいるファンに新日本を知ってもらいたいですね。私は世界中で新日本プロレスの名前を広め続けて、次のレッスルキングダムを世界的なイベントにしたいと考えています」
(pwi-online)