今週のSmack Downでは、WWEが新しく創設した世界ヘビー級王座のチャンピオンを決めるトーナメントが行われます。
エッジ対AJスタイルズ対レイ・ミステリオ、シェイマス対オースティン・セオリー対ボビー・ラシュリーの2試合が行われ、それぞれ勝った選手が最後に対戦します。
そして最後に勝った選手が、5月27日のナイト・オブ・チャンピオンズで、RAWを勝ち上がったセス・ロリンズと対戦し、チャンピオンが決定することになります。
エッジは2011年に引退した当時、世界ヘビー級チャンピオンでした。
エッジはTwitterで、引退して返上した後、このタイトルを取り戻す機会はなかったものの、ようやくその機会がやってきたと語りました。
Howdy! #Smackdown pic.twitter.com/0OTOqgFRDg
— Adam (Edge) Copeland (@EdgeRatedR) May 11, 2023
「これはプロレスのプロモ(ストーリーのコメント)のようなものではないんだ。明日の夜、レイ・ミステリオとAJスタイルズと対戦するSmack Downを前に練習しようと、第二のホームと言えるプロレスのリングに座っている。彼らについては言葉では言い表せないし、俺とAJは過去に意見の相違があったし、レイとの歴史も知っているはずだ。あの2人がいたからこそ、多くの人がこの業界にいる。とんでもない試合になることを期待しているよ。また勝つことも期待している。そうならなければいけないね。ある人は自分のストーリーを終わらせると言って頑張っていて、それはそれで正しくて良いことだけど、俺はWWEヘビー級王座の創設について少し考えさせられた。あれを見ると、俺が負けずに失ったタイトルにすら見えてくる。大きなタイトルのように見えるね」
「12年前、それを手放すことを余儀なくされた。取り返すチャンスはなかった。そして今そのチャンスが巡ってきたんだ。このドライブはまもなく終わりを迎えそうだね。現実的に考えて我々みんなわかっていることだ。俺はこれをやり遂げなければならない。これが最後の仕事だ。文末の句点みたいなものだろう?本にある最後の文章だ。やるしかないんだ。これを見ているみんなは、俺と一緒にこのドライブに参加してくれているんだと思うが、本当に感謝している。もうすぐ終わるから、今度こそちゃんと終わらせないとね。世界チャンピオンシップに勝利して、それを失ったらそれで終わりというのは、これ以上ない終わり方だと思う。俺はもう終わりだ。だからレイ、AJ、明日もベストを尽くしてくれ。きっとそうしてくれるはずだ。正直、戦うのが待ちきれないね。大いに楽しもうぜ」