レッスルマニア39の前日に開催された今年のWWE殿堂入りセレモニーでは、グレート・ムタのインダクターをリック・フレアーが務めました。
しかしセレモニー後、『Fightful』によると、WWEは同じく殿堂入りしたレイ・ミステリオのインダクターを務めたコナンのスピーチは高く評価しているものの、フレアーは評価されなかったということです。
フレアーはポッドキャスト『To Be The Man』で自分のスピーチに対する批判について考えを述べ、WWEでは誰からも不満を聞いたことがないと語りました。
「何が気に入らなかったのかわからないよ。あの会場にいた人の99%はムタがどんな人物なのかさえ知らないということを忘れてはいけない。プロレス関係者はよく知っているだろうが、私は観客に伝えているんだ。彼は良い選手だったし、テレビで初めてムーンサルトをやったんだから、リッキー・スティムボートやショーン・マイケルズと誰かを比較したって文句を言われる筋合いはないだろう。WWEにいる誰からも不満を聞かなかったが、それはよくあることだ。私がスティングのことを持ち出すのを嫌ったという話は聞いたが、スティングは殿堂入りしている。私はただ『ムタがスティングより私を望んでいるのは本当なのか』と質問しただけだ。そう言っただけだなんだ。実際に彼の方が私よりもムタと試合をしているんだから、とてもフェアな質問だと思ったからね」