トリプルHがローマン・レインズやコーディ・ローデスを称賛する

レッスルマニア39の2日目のメインイベントでは、コーディ・ローデスがローマン・レインズに挑戦したものの、敗れてタイトル獲得とはなりませんでした。

トリプルHはレッスルマニア終了後の記者会見で、レインズ対ローデスの試合について語りました。

「もしかしたら多くの人にとって、衝撃的な結果だったかもしれないね。それについて言えることは、『何でそんなことになるんだ?』とみんなから言われるのはいつも興味深いということだ。このストーリーではほぼ完ぺきに伝えている。WWEではストーリーは終わらないんだ。明日夜のRAWでストーリーは続いていく。ストーリーはまた新たな章を迎える。今その章の終わりを迎えたところだよ。ストーリーは続いていくし、そこからが私にとって興味深いところだ。このビジネスの最も素晴らしいところは、ストーリーに終わりがないことだよ」

トリプルHはパフォーマーとしてのローデスを称賛しました。

「コーディはパフォーマーとしてとても誇らしい。世界で最も難しいのは、自分のコンフォートゾーン(安全地帯)から離れることだ。自分の置かれている環境がどんなに大変でも、慣れ親しんだものを捨てて未知の環境に足を踏み入れることは、人生で最も困難なことの一つなんだ。彼は自分に対して可能な限り最大の賭けをして成功させた。それは彼の目標ではなかった。彼はいずれ時が来れば、自分の望むことを実現するために復帰するべきだとわかっていた。それはここでWWEチャンピオンになってレガシーを築くことであり、父親が成し遂げられなかったことを実現するためだ。彼が色々なことを経験する旅路によって驚くほどタフになる。このビジネスでそれを実現するのは本当に難しいことだが、彼はそれをやってのけた。そして今夜はいずれにしても、このビジネスのトップに立つことを証明し、その地位を獲得したんだ」

またトリプルHはレインズについても語っています。

「私はいつもローマンに言っていることで、今夜も彼に言ったんだが、彼は他の選手とは別のレベルにいる。ストーリー展開やニュアンスなどに全て意味を持たせている。彼がリングに上がっているとき、意味のないことは何もないんだ。彼が945日間もチャンピオンであり続け、業界のトップに君臨しているのは素晴らしいことだ。他の選手とは全く違うレベル、最高レベルにいる。彼は自分がやっていることを他の誰かがやってきて、奪ってくれることを願っているんだ。このビジネスはそういうものだよ。ホーガンなどがトップに立って、そのときが来れば次のレベルの選手が必要だ。ブレット(ハート)、ショーン(マイケルズ)、ザ・ロック、アンダーテイカー、(ジョン)シナなど誰かがステップアップして奪い取る必要がある。手渡されるんじゃない。奪い取るんだ。彼はそれを誰かがやってくれることを願っている。誰がやるか楽しみだよ」

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