ビンス・マクマホンがWWEの取締役復帰の発表を受けて、WWEは従業員に向けてミーティングを開催しました。
『PWInsider』によると、このミーティングはタレントではなく従業員を対象に行われ、ニック・カーンとステファニー・マクマホンが仕切っていたと伝えています。
当初は15時30分からだったものの、実際は15時45分から開始されて10分ほど行われたということです。
以下はミーティングの内容です。
●ビンス・マクマホンが取締役に復帰したことを正式に発表しました。
●現時点では経営陣や責任者に変更はないだろうと繰り返しました。そのためトリプルH、ステファニー・マクマホン、ニック・カーンなどは現在の地位と仕事内容は変わらないだろうということです。
●ビンス・マクマホンが復帰したことは、今後の権利収入販売(RAWやSmack Doewnなどの新しい契約)を最大限に活用するために、WWEの将来的なポテンシャルを最大限に引き出すために必要だとし、会社の売却可能性について市場を見極めるために行われたと推論されています。
●テレビ放映権の売却よりも、会社売却の方がメリットが大きい場合、放映権交渉の前に売却の可能性を検討するということです。しかし売却が実現しない可能性もあり、それを前提にしてはいけないということも強調されました。この全ての最終的な決定権はビンス・マクマホンに委ねられることになります。
●また株主にとって最善の結果であれば、再び株式を非公開にすることもあり得ることだと言及されました。これは戦略的選択肢の一つとして言及されたものであり、彼らが必ず行うというものではありません。
●この日のミーティングは、従業員の士気を鼓舞するために行われたものだったとし、従業員の質問を一切受け付けませんでした。