ビンス・マクマホンは今年6月に元従業員との不倫に対して口止め料として300万ドル支払ったとされ、7月にはWWEのCEOを引退することになりました。
後任にはステファニー・マクマホンとニック・カーンが就任し、クリエイティブ部門の責任者にはトリプルHが就いています。
さらに『The Wall Street Journal』によると、ビンス・マクマホンは再び性的暴行で告発されたと伝えています。
元WWEレフェリーのリタ・チャタートンの弁護士が30年前にリムジンの中で性的暴行を受けたとマクマホンを訴えており、1,175万ドルの損害賠償請求を行っているとしています。
それに加えてマクマホンの弁護士は11月にカリフォルニア州のリゾート地の元スパマネージャーの弁護士からメールを受け取ったようで、こちらは2011年にマクマホンから性的暴行を受けたと主張しているということです。
マクマホンは2人の女性から新たな告発を受けて問題に直面しているものの、『The Wall Street Journal』は、マクマホンがWWEへの復帰を狙っていることを明らかにしています。
マクマホンは引退したことに関して、近しい人たちから悪いアドバイスを受けたと考えており、最終的には捜査や疑惑を乗り切ることができたはずだとも考えているようです。
マクマホンはWWEのCEOを引退したものの、大株主であることには変わりなく、本人が望むことで今後復帰する可能性はあります。
突然の引退発表を行ったマクマホンでしたが、CEOの仕事にはまだ未練が残っているのかもしれません。