10月8日のエクストリーム・ルールズでは、カリオン・クロスがドリュー・マッキンタイアに勝利しました。
クロスは2021年にメインロスターデビューを果たしたものの、11月にWWEからリリースされた後、今年の8月に再びWWEに復帰しています。
エクストリーム・ルールズ後にクロスは『The Ringer Wrestling show』に出演し、当時と今の違いについて語っています。
「公には言っていなかったけど、初めてマスクをして出てきたとき、客席で笑っている人がいたよ。笑っていたんだ。俺はいつもこの場所を自分が来るよりも良い場所にしたいと考えていたのを覚えているよ。周りの人たちやWWEをより良いものにしたいし、自分のパフォーマンスを高めたい。いつも完璧な試合を追い求めているんだ。それが自分のプロレス哲学のようなものだよ。完璧なストーリーを追い求め、いつも芸術的にベストを尽くしたいと思っていた。マスクを着けて登場してみんなの笑い声を聞いたとき、当時の自分にとって今やっていることは何なんだろうと思った。全て裏切っているような気がしたんだ。だから俺は観客の心を読むことができる。上から目線になってこれが好きなんだろうとやっても、絶対に上手くいかないんだ。だから当時と今との違いは、今夜(エクストリーム・ルールズ)出ていったら観客がテーマ曲を歌っていた。会場全体が我々のテーマ曲を歌っていたんだ。それはパンデミックになる前に求めていた瞬間であり、今夜のフィラデルフィアの満員の会場でそれを手にしたんだ」