7月2日にラスベガスで開催されたマネー・イン・ザ・バンクは視聴者数やゲート収入など過去のイベントと比べても大成功だったと報じられています。
ところが同じ日に同じラスベガスでUFC276も開催されており、UFCとお互いに勝負することになりました。
レスリングオブザーバーのデイブ・メルツァーによると、WWE社長のニック・カーンはプレミアムライブイベントを土曜日に移動させたいと考えており、今後もUFCに真っ向勝負を挑むつもりであると伝えています。
UFCのイベントは現在土曜日に開催されており、WWEがプレミアムライブイベントを日曜日から土曜日へ変更するということは、UFCと開催日と時間帯が被る可能性が出てきます。
実際マネー・イン・ザ・バンクだけでなく、7月30日のサマースラムが行われる日にはUFC277が予定されています。
メルツァーは、アメリカでの放送はPeacockからの収入が保証されており、ユーザーからしても低価格のストリーミングがあるためにPPVを買う人はほとんどいないことから、WWEにとってUFCと真っ向勝負してもリスクは低いとしています。
観客にとっても土曜日開催の方が次の日休みになることから、チケットの販売にも良い影響を与えることになるのかもしれません。