Smack Down女子チャンピオンのロンダ・ラウジーは、今週元UFC2階級チャンピオンのダニエル・コーミエの『DC Check-In』に出演しました。
ラウジーはWWEに加入する前、2008年の北京五輪の柔道で銅メダルを獲得し、UFCでは女子バンタム級チャンピオンになるなどどのスポーツでも成功を収めてきました。
しかしラウジーはMMAで戦いたくなくなったときでも、他の人のために続けてしまったことが間違いだったと語っています。
「柔道でもMMAでも、みんなが私にもっとこうして欲しいと期待している中で続けることは難しかったと思う。柔道の場合は20代半ばがピークで、私は21歳でメダルを取ったから、次のオリンピックには25歳になっている予定だった。みんなが、いよいよ(アメリカ人)女性初のオリンピック金メダルだって言うけど、私はもうそれを望んでいなかったし、みんなのためにそれをすることはできなかった。MMAで犯した間違いは、もうやりたくないと思ったときに他の人たちのためにMMAをやり続けてしまったことだね」
「トップレベルになるには人を喜ばせることが必要だと思う。コーチを喜ばせたい、両親を喜ばせたい、見ている人たちを喜ばせたいみたいにね。それは優秀であることの証でもあるけど、多くの場合障害の一つになることもある。適切な時期に去るためには自分で決断しなければならないんだ。なぜなら他の人たちが同意するわけではないし、実際に経験していることや必要なことは他の人たちは誰も知らないからだよ」