9月10日にニューヨークのマディソン・スクエア・ガーデンで行われたSmack Downでは、当初ゼリーナ・ベガ&カーメラ対リヴ・モーガン&トニー・ストームが行われる予定でした。
しかし当日時間の関係でキャンセルされて試合は行われませんでした。
ベガは20年前の9.11同時多発テロで父親を亡くしており、それに敬意を表してコスチュームを特注していました。そのため9.11の前日にベガの試合を中止にされたことにファンから反発がありました。
この出来事についてベガは『talksSPORT』で語り、ビンス・マクマホンから直接謝罪があったことを明らかにしました。
「多くの人が怒っていたけど、その怒りの多くは見当違いだと感じました。がっかりしたけど、それが個人的な問題ではないことも分かっていました。多くのファンは番組が順番に進行していくことを知らないでしょうけど、時間的に進み過ぎてカットせざるを得なくなったんです。カットされたとき、ビンス・マクマホンは私に電話をかけてきて、『これは君の個人的な問題ではなく時間的な問題だったんだ。本当に申し訳なかった』と謝罪してくれました。そしてそういったことは知られていないんです」
「私はファンのみんながとても大好きで感謝しています。時に人々にとって大したことではなく気にしていないこともあるでしょうけど、あの日私が感じた溢れんばかりの愛情は素晴らしいものでした。ファンがいなければ、私たちは何もできません。ただそれは個人に対して何かされたわけではありませんでした。上司が気遣って電話をかけてくれて、申し訳ないと言ってくれることは重要ですね」