Smack Down女子チャンピオンのベッキー・リンチは、クラウン・ジュエルのプロモーションで『Sports Illustrated』のインタビューに答えました。
クラウン・ジュエルではサーシャ・バンクス、ビアンカ・ブレアを相手にトリプルスレットマッチによるタイトル防衛戦が行われます。
ベッキー・リンチは、もしクラウン・ジュエルのメインイベントでSmack Down女子タイトル戦が行われれば大きな影響を与えるとともに、サウジアラビアの女性に対してメッセージになると語りました。
「WWEが女子タイトル戦をメインイベントで行うことで、非常に大きな影響を与えることになる。これは性別に関係なく、今のプロレス界でできる最大の試合だよ」
「サウジアラビアのような場所で女性ができる可能性を示すことが非常に重要だ。プロレスが若い女性の目に留まるかもしれない。一人でも多くの人に影響を与えることができれば、それはとても大きなことだよ。私自身のことを考えても、WWEで初めてリタを見たときの気持ちを思い出すよ。彼女はすごくて男たちと遜色がなかったし、当時の典型的な弱々しい感じではなかった。彼女を見てプロレスで成功するためには、必ずしも金髪でバービー人形のような外見である必要はないことがわかったんだ。それは私にとって大きな意味があった。もちろん私はサウジアラビアで育ったわけではないし、育った環境も全く違う。でもこの試合は女性ができることを示す機会であり、それは力強いメッセージになるんだ」
先日行われたSmack Downではサーシャ・バンクスにノンタイトル戦で敗れることになりました。この試合についてベッキー・リンチは次のように語っています。
「復帰したときに頭の中ではこれまで以上に良くなると考えていた。それが目標だったんだ。そのためにトレーニングして頑張ってきた。勝っても負けても金曜日にそれを証明できたと思っているよ。だからSmack Downでの試合はとても意味のあるものだった。ベッキー・リンチとサーシャ・バンクスが一緒にリングに上がればいつだって魅了するものだ。世界最高の2人が真っ向勝負するんだからね。でもはっきり言うと、ビアンカ・ブレアが邪魔しなければどのみちあの試合には負けていなかったと思っているよ」