ローマン・レインズがAEWについてコメント

ユニバーサルチャンピオンのローマン・レインズは『Complex』のインタビューで、WWEのライバルとなるAEWについてコメントしました。

AEWはモチベーションを高める競争相手になるかと聞かれ、レインズはAEWがコアなファンに焦点を当てていることから、このやり方では多くの視聴者を獲得することは難しいと語りました。

「いいや、個人的にそうは思わないね。これは非常に主観的なテーマの一つであり、多くの情熱や仲間意識があって、それが偏った意見を生み出している。だが俺は自分の観点からしか話すことができない。俺は何でも競争する人間だ。例えば『あのクッキーをより早く食べられるかどうか賭けをしようぜ』みたいな感じでね。何をするにしても一番になりたいんだ。芝刈り機に乗って庭を半分カットするにしても俺が勝つ。しかも俺の方が仕上がりがキレイだよ」

「だから俺は(AEWを)本当の競争相手と見なしていない。なぜならAEWのファンはコアなファンが中心だと思うからだ。WWEは全ての人とつながろうとしている。大勢の人たちとつながることでライトなファンを引き込もうとしている。新しい視聴者を惹きつけると同時に、コアなファンにも満足させる魅力的なストーリーを提供しようとしているんだ。以前にも言ったことがあるかもしれないが、選手ではなく観客がショーにおける最大のキャラクターである場合、それは俺にとって奇妙に思えることだね」

選手にとって機会が増えることは良いことだとしながらも、自分自身がこのビジネスでは最高の存在であると主張しました。

「レビューや比較は常に耳にすることになる。思うに彼らは町のかわいい子供のような存在だ。目新しさからコアなプロレスファンからまだ可愛がられているのではないだろうか。それはいいことだし、素晴らしいことだ。特にパフォーマンスの観点から機会が増えることに文句を言う人はいないと思う。だから悪いことではないし、プロレスにとっては素晴らしいことなんだ。ただあまりにも偏った意見が多く、自分はこっち側の人間だから向こう側に心を開くつもりはないとする意見が多くて奇妙な議論になっている。それはどちらにも当てはまることだ」

「我々のロスターの中にはパフォーマーとして、芸術表現として何をすべきかをもっと深く掘り下げて考える人がいるかもしれない。しかし世界中のどのプロモーションでも、WWEでも、俺以上にこの分野に優れている人は他にいない。俺はそう主張する。それは総合的なものであり、立ち位置が良いとかカウンターが上手いとかそういう話をしているのではない。そんなもの俺にとって何の意味もないことだ。全てを集計すればこのビジネスでは誰も俺にかなわないよ」

 

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