今週末のNXTテイクオーバーではカリオン・クロス対サモア・ジョーによるNXTチャンピオンシップが行われます。
この試合はジョーにとって約2年ぶりの試合となります。
ジョーは『Busted Open Radio』に出演し、復帰に向けた準備について語りました。
「試合勘がなくなっているのは常に大きな問題だと思っている。エッジが復帰したときもそうだったが、パフォーマンスセンターは可能な限り試合勘を取り戻すのに大きな役割を果たしている。それを自由に使えるのはありがたいことだね。それに加えて家でも熱心にトレーニングをしているよ。自分にとっては欠場してからもうすぐ2年になる。ずっと復帰したくてウズウズしてたから試合が楽しみだね」
ジョーは常に選手として復帰することを考えていたものの、復帰よりも新しい仕事であるコメンテーターに集中していたと語っています。
「復帰は常に頭の片隅にはあったと思う。でもその時々にやっていることに集中しようと思っていて、そのときはコメンテーターをやっていた。だから復帰に向けて無理なスケジュールを組むことはなかったんだ。できるだけ時間をかけて正しい方法で治療を行い、できる限り健康的な状態で復帰したいと思っていた。頭の片隅にはあったけど自分を追い込みたくはなかったから、復帰に焦点を当てることはなかった。我々パフォーマーは自分を追い込むことが誰よりも得意とすることだからね。そんな気持ちを少し抑えて、目の前のことに集中しなければならなかった。それがコメンテーターだったということだ」
ジョーは4月にWWEからリリースされた後、NXTに復帰するために再契約を結ぶことになりましたが、復帰までの経緯についても語っています。
「レッスルマニアが終わって、その後私はコメンテーターを離れていた。彼らはいつも新しいことをやろうと色々と変更しているが、それは当然のことだ。その後まもなく私はリリースされ、ハンターから電話があってパフォーマーとしてではなく、もっと広い役割で会社に復帰するという新しい契約を結んだんだ。これはハンターと私がこの1年間に少しずつ真剣に話し合ってきたことだった。それはある種激しい過程だったけど、私のWWEでの在籍期間は一般的なものだ。入団当初の契約状況から現在に至るまで、何もかもが予め決められた計画通りには進んでいないのは、多くの人たちが通る道だ。自分のキャリアではいつもそうだったから、今回のような予想外の状況になっても大きな問題ではなかったよ」