トリプルHがNXT入りしたサモア・ジョーについてコメント

今年の4月から6月にかけてWWEは多くの選手と契約解除を行ってきました。

4月にリリースされたサモア・ジョーもその一人でしたが、先月にはNXTで復帰を果たしました。

トリプルHは『the New York Post』のインタビューで、ジョーがリリースされたのは単なるビジネスであることを強調しています。

「COVIDやパンデミックなどの影響でどの企業も難しい決断を迫られており、我々も同じだった。それは我々の仕事の一部で日頃から起こることであり、全ての企業がそうしなければならないことだ」

ジョーがWWEからリリースされたことをトリプルHは快く思っておらず、NXTに戻ってきて欲しいと連絡をしたとも言われています。トリプルHはジョーにとって移行する機会になったと語っています。

「彼は会社の一部から解雇されて、別の部分から雇用されたわけではない。全ては一つの大きな会社だ。みんながお互いに何をしているのかはわかっている。彼にとっては移行する機会であり、投手契約をリリースされてチームのマネージメントやコーチになるようなものだ。それと同じ状況だよ」

トリプルHはジョーと以前から裏方の仕事について話し合っていたとし、最終的にカメラの前に出ることになったものの、選手スカウトの分野などで期待していると語りました。

「裏方としての役割についてはすでに我々が話し合っていたことなんだ。ビジュアル面で人々が注目しがちなのはカメラの前でのキャラクターだ。だがCOVID以前から長い間、おそらく彼がWWEに加入した頃から私とジョーが話し合ってきたのは、彼は非常にスマートでビジネス思考が強く、冷静な判断力を持っているということだ。将来どのようになっていくのかについて話し、彼は我々の仕事やビジネスの裏方に魅了されていたよ」

「彼にはある分野を離れて、別の分野に加わる機会があった。だが好みの観点から、彼はまだリング上で何かをしたいということになり、それは私や他の仕事をしているパフォーマーと同じだ。それもあるけど、それ以上に重要なのは彼が大きな役割を果たすであろう人材育成の要素だ。私はこのことにとてもワクワクしているんだ。というのも私のキャリアのこの段階になると、次世代のスーパースターを育てることが重要だからね」

 

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