パンデミック以前のペイパービューでは、試合数を多く設定することで長時間のイベントとして行われることが頻繁にありました。
レッスルマニアのような大きなペイパービューになると、プレショーで2時間行うのに加え、メインショーでも5時間以上行われることもありました。
しかし今年のサマースラムは有観客での開催となるものの、同じ日に同じラスベガスでマニー・パッキャオの試合が予定されていることから、ファンがその試合も視聴できるように早めに終了することが予想されています。
『Mat Men Pro Wrestling』のアンドリュー・ザリアンによると、全てのペイパービューは今後時間が短くなる可能性があると指摘しています。
これまでWWEネットワークではユーザーの視聴時間を重要視しており、平均してどれくらい視聴したのか統計情報を投資家に示す必要がありました。
そこでペイパービューを長くすることで、ユーザーは―より長くWWEネットワークを視聴することにつながっていました。
ところがWWEネットワークがPeacockと契約したことで、視聴時間を気にする必要がなくなり、その結果ペイパービューを短く制作することができるようになるということです。
そのため観客が戻って来ることになっても、以前のような長いショーは今後なくなっていくのかもしれません。