ケビン・オーエンズ「アジーズの裏での攻撃に不満はない」

今週のSmack Downでは、ケビン・オーエンズ対アポロ・クルーズによるICチャンピオンシップが行われました。

試合はクルーズが防衛に成功したものの、試合前にはバックステージでコマンダー・アジーズによって攻撃されることになりました。

クルーズとともにいるアジーズはこの試合でリングサイドへの立ち入りを禁止されていたことから、試合前に攻撃することで自分の存在をアピールしました。

試合後のトーキング・スマックに出演したオーエンズは、自分も同じことをしてきたことから今回のことに不満はないと語っています。

「不満はないよ。だってアポロ・クルーズはタイトルを持っているし、もしアポロ・クルーズの対応に怒っているとしたら、もし私がローマン・レインズとタイトルをかけて戦っていたときの対応に怒っていたとしたらかなりの偽善者だと思う。なぜなら自分がチャンピオンだったときにもそういうことをしていたんだからね。私は多くの人にずるいことをいっぱいしてきた。アポロもローマンもその道に進む前に一定の成功を収めていたけど、今のような成功はなかっただろうね」

またまもなくWWEはツアーを再開する予定であり、そうなると選手は自宅を離れることが多くなります。

この1年間はパンデミックによってツアーが中止されていたことから、オーエンズはほぼ毎日家族と会うことができていました。

ツアーの再開によって家族に会えなくなる空虚感を埋めてくれるのは、WWEのチャンピオンになることだけだとオーエンズは語っています。

「大丈夫だし、完全に理解したよ。この1年で起こったことは全て自分にとって相応しいことだった。負けたとしても不満があったとしても、この1年間はほぼ毎日妻や子供と一緒に過ごすことができた。でもツアーが再開されるからそれも終わりに近づいている。そうなると家に帰ればすぐに妻や子供に会えるのはなくなってしまうね。一旦ツアーに出れば飛行機や車に乗ったり、ショーに出場して家族と離れることになってしまう。彼らと一緒にいられないことを紛らわせる唯一の方法は、タイトルを勝ち取りWWEを代表する選手になることだよ」

 

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