コフィ・キングストン「チャンスは常にある」

RAWスーパースターのコフィ・キングストンは、『DAZN』のインタビューで2019年にWWEタイトルを保持していたときのことについて語りました。

それまでWWEタイトルとは無縁だったキングストンでしたが、メインイベントに出られるチャンスは常にあるものだと主張しています。

「チャンスは常にあるものだ。彼らはやることを伝えてくれるんだが、2019年にアリがケガをしたときもそうだった。彼らは私に対して、エリミネーション・チェンバーに出るためのガントレットマッチをやってもらいたいんだが、おそらく1時間以上はそこに留まることになるけどやってくれるかい?って言ってきたんだ。その後2019年のコフィマニアブームでどうなったかはご存知の通りだ。自分の口からコフィマニアと言うのはカッコ悪いね。好ましいことじゃないよ」

「何が起こるかわからないということだ。例えばこの前のRAWではランディ・オートンと非常に良い試合をした。そのとき私がオープンチャレンジに応えることになると誰が想像できただろうか。少なくとも自分のタイムラインには誰も私が出てくるなんて言っていなかったよ。みんな驚いていたね。だから自分がメインイベントに立てる可能性は常にある。大事なのは常に準備をしておくことだ。与えられたチャンスを逃さないようにすること。今日は絶対に成功させるという気持ちでいつも仕事に臨むことだね。この業界では何が起こるかわからないからだ」

WWEチャンピオンになったコフィ・キングストンでしたが、その後はブロック・レスナーに一瞬で敗れたことでチャンピオンとして終わりを迎えることになりました。

このような形でタイトルを失ったキングストンでしたが、選択の余地があれば違う形を望んでいたとしながらも、不満は持っていないと語っています。

「多くの人たちに言ったことだが、もし自分で選ぶことができたなら、あの試合は違う形にしていただろうね。でもそれは自分でどうすることもできない。理解しなければならないのは、自分でできることをコントロールすることだ。それだけだよ。コントロールできないことに腹を立てたりはしない。次にどうなるのかというアウトラインができたらそれを元に進めていくんだ」

「違った形になっていれば良かったけどね。多くの人たちがそれに対して怒ってくれたことに感謝しているよ。私は常に次のことに向かって頑張っている。言われたことに対して不満を抱いても、その影響を受けるのは自分だけだ。自分でコントロールできるのは、新たなスタートを切ること、諦めずに何度も挑戦すること、前向きな姿勢を保つことだね。このような結果になってしまったことは残念だ。でも不機嫌になるほどの怒りはなかったよ。私は怒るようなことはないし、そういうタイプの人間ではないからね。何があってもひたすら前に進むだけだ。元気な限り頑張り続けるだけだよ」

 

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