アスカが夢を諦めない大切さを語る

RAWスーパースターのアスカは『Entertainment Tonight Canada』のインタビューで、様々な話題について語りました。

その中で北米でアジア人に対する暴力が増えていることが話題となり、アスカはこれまで人種差別とは無縁だったものの、パンデミックが発生した頃に一度経験したことを明らかにしました。

「人種差別の経験は一度だけありました。COVID-19が流行始めた頃のことです。アメリカの空港にいたとき、一人の女性が近づいてきました。その女性が私に気づくと手で口を覆って去っていきました。とてもショックでしたね。COVID-19以前にはこんなことはなかったです。理解できなかったですね」

アスカはアジア人以外の人たちが異なるアジアの文化を受け入れ理解することが最も重要であるとの考えを語っています。

「アジア人以外の人たちがアジアの素晴らしい文化を理解して共有することが大切だと思います。私はアニメ、マンガ、カード、TVゲームなどの日本文化が大好きです。それに寿司、刺身、すき焼き、たこ焼きなどの日本食も大好きですし、美しい自然も大好きです。アメリカ人の中にはドラゴンボールやNARUTOなどの日本のアニメが好きだと言ってくれる人もいます。日本人であることを誇りに思いますね」

またアスカはWWEの選手になりたいと思っているアジアの女の子たちに何かアドバイスをして欲しいと尋ねられました。

「アジアの女の子たちに言いたいのは、夢を諦めないで欲しいってことです。私は16歳のときにWWEスーパースターになりたいと思っていました。ある日お母さんにWWEスーパースターになれるかを聞いたんです。すると『だめよ、大学に行かないと』って言われました。今度は高校の先生にWWEスーパースターになりたいと言ったんです。彼はバカなこと言うんじゃないって笑ってましたね。私は一度夢を諦めました。その後大学に進学して卒業もしました。でもトレーニングを始めて夢を諦めきれなかったんです。すると友人が『君ならできるよ』って自信を与えてくれました。そして東京にあるプロレスの会社に連絡して地元を離れました。そして今私はWWEスーパースターです。夢を諦めないで欲しいですね」

 

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