今年のレッスルマニア37のメインイベントでは、ローマンレインズ対ダニエル・ブライアン対エッジによるユニバーサルチャンピオンシップのトリプルスレッドマッチが行われました。
ブライアンは先日『BT Sport』のインタビューでレッスルマニア37を振り返り、試合前はこれまでに感じたことのない奇妙な感覚に襲われていたことを明らかにしました。
「本当に異様な感じだった。あれから9日が経ったけど、あれは普通のことではなく、あの経験がどういうものだったかを完全に理解するには時間がかかったんだ。本当に奇妙だったよ。幽体離脱をしたような感じだった。プロレスをしているときは楽しんでいるけど、試合前は自分が切り離されたような感覚でとても変な感じだったんだ。試合が始まる前、これは死ぬ直前の状態なのか?って感じだったね。なぜどのようにしてそうなったのかはわからないけど、これまでプロレスをしていて感じたことのないものだったよ」
またダニエル・ブライアンはレッスルマニアが2日間にわたって開催されるメリットについても語っています。
「私たちを助けてくれたことの一つに、2日間開催されたことがあると思う。昨年は誰も見ていないところで行われたからカウントしていないよ。レッスルマニア35のメインイベントは本当に大変だった。彼らは夜中過ぎまでリングに上がらなかったんだからね。(2日間になったことに)私はとても感謝していたよ。これまでで最も好きな試合の一つであるコフィ戦は、ショーが始まってから2時間が経過したところで行われ、試合が始まるには最適なタイミングだったけど、4~5時間も経てばみんなたくさんの試合を見ていることになるからね」
「そして寒くなってきたり、イライラしてきたり、お腹が空いてきたりといろいろなことが起こって来る。2日間の開催は成功したと思うし、私が気に入っているのはショーの時間が少し短くなったことだ。タンパでは雷雨が起こって色々と大変なことがあったけど、2日間にわたって観客の興味を引き続けることができた。それが私たちの助けになったと思うよ」