今年のレッスルマニア37はジョン・シナ、ブロック・レスナー、ゴールドバーグなどパートタイマーが不在の大会となりました。
エッジはメディアとのインタビューで、今年のレッスルマニアにパートタイマーが不在だったことについて語っています。
「ファンの多くはいつも『パートタイマーが妨げになる』と言っている。今年はいないけど、いないと文句を言う人が出てくるんだ。全ての人を満足させることはできない。それは変えられないけど、多くの選手がステップアップするチャンスだと思うし、それはエキサイティングなことだね。選手として個人的に、彼らが戻って来るといつも興奮していたよ」
「例えばトロントで開催されたレッスルマニア18ではホーガンとロックが対戦したが、冗談だろう?って感じだったね。彼らが戻ってくればより多くの人の注目を集めることになるし、もし私がショーに出られないのであれば、ショーに出るためにもっと努力しなければならない。私はいつもその責任感を持っていたが今年は最高だ。セザーロがチャンスを手に入れて、マット・リドルとシェイマスの試合をする。ボビー・ラシュリーが44歳でWWEチャンピオンになる機会を手に入れたのは信じられないほどだ。そしてサーシャとビアンカは前例のないことをしている」
「刺激的で楽しい要素がたくさんある。再建期とまでは言わないが、このグループで前進しているという気持ちになるね。そしてなぜか私のような旧世代もこれに同乗しているんだ。私はみんなと一緒に進んでいきたいと思っているから、とてもエキサイティングなことだよ。だからこそ毎週顔を出しているし、今は他の選手たちと同じスケジュールをこなしている。このポジションを求められればそれは当然のことだし、結局のところこの仕事が好きなんだ」
またエッジは選手としてだけでなくバックステージでも仕事をしています。クリエイティブな方向性よりもプロモ(プロモーション・インタビュー=ストーリーに必要な対話やインタビューなど)に重点を置く理由について語っています。
「私はプロモを自分で書いているし、それをとても大切にしているんだ。誰かが書いたプロモをただ朗読していても感情は出ないし、これはテレビや映画にいるときとは違うことだ。テレビや映画は台本があって様々なストーリーに従わなければならない。その点プロレスは違うものだ。20年間一つのキャラクターを演じ続けてきたわけだから、そのキャラクターのことを自分が誰よりも知っている。書くことが好きな私にとっては、これはとても楽しいことの一つだね」
「アダム(ピアース)が共感できるものを見つけなければならない。上手くいけば観客が見たいと思うものだったり、これまでと違うものだと思ってもらえたりするだろう。プロモでは顔が真っ赤になってしまうこともあるが、そのときは気持ちが入っていて集中しているときだ。それが良いんだよ。私にとってはクリエイティブな方向性や誰とアングルを行うかというよりも、誰とでも試合をしたいと思っているから求める方向に送り出して欲しい。プロモについてはこのようにとても積極的でありたいと思っているんだ」