ムスタファ・アリは今年のレッスルマニア37で試合が組まれていませんが、当初WWEが計画していたのはコフィ・キングストンとの試合だったようです。
アリは『Metro』のインタビューで、当初WWEが示したストーリーにそのような印象を持っていたことを明らかにしました。
「そのストーリーが示されていた。そしてそれが今年のレッスルマニアの方向性ではないかと思っていたんだ。でも事情が変わって他のことが優先されることもある。もう少しでたどり着けるところだったから、もう一度チャレンジしてみるよ。その試合に向けてのプロモーションでリアルな感情をたくさん表現できるからね」
アリがキングストンに対して悔しい思いをしたのは2年前です。2年前のレッスルマニア35でキングストンがダニエル・ブライアンに勝利してWWEタイトルを獲得し、コフィマニアという言葉が席巻することになりました。
キングストンがブレイクするきっかけとなった2年前のエリミネーション・チェンバーは、当初アリがプッシュされるはずだったものの、ケガにより計画が変わってしまったことを明らかにしています。
「コフィマニアは11~12年前から作られつつあった。だからそれに匹敵する方法はなかったね。最後は運命に支配されてしまったんだ。レッスルマニアに向けてどんな計画があったのかはわからない。だから推測することしかできない。しかし私が知っているのは、エリミネーション・チェンバーに向けて私を次のスター選手に仕立て上げるという計画だったということだ」
キングストンはエグザビア・ウッズとともに、AJスタイルズ&オモスとRAWタッグタイトルの防衛戦を行います。しかしアリは今後ストーリーや試合が実現する可能性を諦めていないようです。
「素晴らしいストーリーになると思うから、やるからにはちゃんとやらせて欲しいね。一度実現しかけたのだからまた実現できると思っているよ」