今週のRAWではボビー・ラシュリーがザ・ミズに勝利して、WWEチャンピオンシップを獲得しました。
ラシュリーにとってはキャリアで初めてのWWEタイトル獲得となります。
ラシュリーは『FOX Sports』のインタビューで、今回のWWEチャンピオンシップ獲得についてどのような意味を持つのか次のように語っています。
「自分にとって何よりも重要なのはお金以上にレガシーだよ。成し遂げたと言える人が少ないプロレスの歴史において、自分の名前を刻むことができたね。そしてそのタイトルを保持してきた選手たちを見れば、彼らの中に私の名前が加わることは言葉では言い表せないほど嬉しいものだ。WWEチャンピオンになることで多くを期待されるだろう。やるべきことはたくさんあるし、ショーを取り仕切らなければならない。最高の試合をする必要がある。多くの選手がやっていないことを求められるだろうね」
「復帰する前に私はこのように言っていた。『全てが欲しいし、そのために復帰した。WWEチャンピオンシップを手に入れるために復帰してきたし、それまでは諦めることはしない。レガシーを築く準備ができている』とね。ボビー・ラシュリーの時代を築きたいし、タイトル獲得は大きな意味があった。それを実現したいね」
またラシュリーはWWEタイトルを獲得した後にビンス・マクマホンから声をかけられていたことを明らかにしています。
「あるプレショーで一度ブッカーがやってきて、『君はメインイベントに出るべきだ。君がどうなっているのかわからないが、なぜ彼らがボビーをレッスルマニアのメインイベントに出さないのかがわからないね』と言っていたよ。ブッカーはそう言ったんだ。自分にとってはそれがこの上なく大事な言葉だった。なぜならブッカーをとても尊敬しているからね。最初のときに一緒に仕事をしたJBLやブッカーのような人たちのことをとても尊敬していて、彼らの言葉が心に響き、楽しむのはやめようと気づかされたんだ。楽しむためにここにいるんじゃないし、ビンスは楽しむことを求めていない。ビンスは一歩踏み出して何か大きなことをして欲しいと思っている。観客がそのタイトルを押し付けられるほど、ビンスはレッスルマニアを望むことになる。私はその点を昨年から気づき始めていた。だからタイトルを獲得しようと思ってきたんだ。自分の中には自信があふれているよ。(WWEタイトルを獲得した後)カーテンを通ったらビンスがハグをしてきたんだ。彼は私のことをしばらく抱きしめて、『君のことを誇りに思うよ』と言ってくれたんだ」