Smack Down女子チャンピオンのサーシャ・バンクスは、スティーブ・オースチンの番組『Broken Skulls Sessions』にゲストとして登場しました。
そこで彼女は現在のサーシャ・バンクスがどのように付けられたのかについて明らかにしています。
「入った最初の週に私たちは名前のリストを渡されて、サーシャとバンクスは別々の名前から取ったのを覚えているわ。次の週に試合があって、サラ・デル・レイがロッカールームに入ってきて私に『あなたはサーシャ・バンクスよ』って言ったの。気に入ったし、マネーやゴールドのような響きだわ。そしてそのことを母親に話したの。すると彼女は調べて『イヤよ。ポルノスターみたいな名前だわ。メルセデス(本名)に今すぐ変えて』って言われたわ。WWEに名前を変えてって伝えられるわけないし、冗談を言ってるの?って感じだったわ」
現在ではチャンピオンとして確立しているサーシャ・バンクスですが、当初はキャラクターがなかったことからリリースされる可能性を感じていたと語っています。
「2013年の頃は、自分がリリースされるんじゃないかって感じていたの。私にはプロレスの技術しかなくて何のキャラクターもなかった。毎週欠かさずプロモの授業を受けたことはただただ嬉しくて感謝していた。リリースされるんじゃないかって思うと、色々な感情を抱くようになるの。自分にとって唯一の夢であり人生ずっと見て育ったこの場所で、絶体絶命の状況に追い込まれてもクビになるわけにはいかなかったわ」
「そんな中でタイラー・ブリーズはとても手助けしてくれたの。色々な異なるキャラクターを書き出して(エグザビア)ウッズと一緒に撮影すればいいって彼は言ってくれたのよ。エグザビア・ウッズとタイラー・ブリーズは困っていた多くの人たちを助けてくれたわ。そして私は異なる背景やストーリーを持つ5つのキャラクターを作ったのよ」
現在のザ・ボスのキャラクターはスヌープ・ドッグが由来であるとし、当初それを行ったものの、認めてくれたのはダスティ・ローデスだけだったと語っています。
「最初にやったのはいとこがスヌープ・ドッグだったからザ・ボスよ。16歳のときにオーランドで行われたレッスルマニアに、彼がリハーサルをするために付いて行ったのを覚えていて、そこで歩いていたら女性選手たちを見たの。毎週欠かさずに見ていた彼女たちを見て、『自分もいつかこのステージを歩くんだ。スヌープ・ドッグのようにならなきゃ』と思ったわ。周りの人はみんな彼をザ・ボスと呼んでいたし、私にとっても良いキャラクターだと思ったからやってみようと思ったの。私は史上最高の選手でNXTのザ・ボスよって感じでね。それをプロモの授業でやってみたけど、ダスティ・ローデス以外はみんなバカにしていたわ。ダスティ以外は誰も理解できなかったの。でも彼はそれを求めていて、毎週それをやり続けるべきだって言ってくれたし、厚かましいサーシャのキャラが見たかったのよ。ホント驚きだわ」