NXTチャンピオンのフィン・ベイラーはポッドキャスト『After the Bell』に出演してメインロスターからNXTへ移籍したことについて言及しました。
2019年に再びNXTに戻ったベイラーは当初短い期間で再びメインロスターに戻ることになると予想していたものの、結果的には今でもNXTに留まり、タイトルも獲得しました。
ベイラーは今後しばらくはNXTに留まりたいと語っています。
「何を期待されているのかわからなかったね。3ヵ月間だけだと思っていたんだ。フィンをリセットして再起動し、RAWやSmack Downで以前と同じように戻ると考えていた。それが誰も予想していなかったほど進化したんだ。NXTが進化して独自のブランドになったおかげだと思うよ。この先何を期待されているのかわからないし、いつまで続くのかもわからないけど、NXTでとても満足しているし、今のところどこかへ行きたいと思う理由は見当たらないと言わざるを得ないね」
「自分はまだ成長していると感じているんだ。私のキャリアの中でもベストな一つだと思う。これまでも動くべきときや変わるべきときをわかっていた。ヨーロッパでも日本でもそうだったし、RAWやSmack Downにいたときもそうだったんだ。NXTは変わるべきタイミングにまでこぎつけたんだと思うけど、すぐに自分が動くべきときがやって来るとは思っていないよ」
ベイラーは長くWWEに所属する選手の一人になったものの、まだ自分のやるべきことは多く残っていると語っています。
「自分がベテランだなんて思っていないよ。この仕事については少し周りよりも長くやっているけど、WWEに関して自分は新人で将来有望なルーキーだと思っているんだ。証明しなければならないことがたくさんあるし、毎晩リング上であらゆる選手と対戦しなければならない。ローマン、セス、ラシュリー、コール、ガルガノなど全ての選手と対戦して証明したいね」
「RAWでもSmack DownでもNXTでもチャレンジすることで成長しているんだ。今は限界まで自分を追い込みたいね。数年後には今のようなスピードから少しペースを落とさなければいけないと思う。今はベルトを持つ中でできるだけ多くの試合ができれば、そこから学んで成長していくし、それが自分の望むことだよ」
メインロスターにいた頃に比べてNXTにいる今の方が自信を持てていると語っています。
「今はより集中しているよ。昔は自分に自身が持てなかったし、自分のレベルに気づいていなかったのかもしれない。RAWやSmack Downにいた頃は、開いていた裏口からもぐりこんだような気持ちだった。ローマンやブラウンとメインイベントに出ていたのに、自分がそこにいるような気がしていなかったんだ。自分の居場所があると感じれなかったけど、今はリング上に自分の居場所があると感じている。ここアメリカだろうと海外だろうと、世界のどのリングにいても自分がWWEに所属していると実感しているよ」