今年の女子ロイヤルランブルでは、ビアンカ・ブレアが勝利しました。
ロイヤルランブル初勝利はもちろんのこと、ブレアは2020年のザ・ロックに続いて2人目となる黒人スーパースターのロイヤルランブル勝利となりました。
ブレアは『Complex』のインタビューで、ロイヤルランブルで偉業を成し遂げたことについて語っています。
「最高だね。バックステージに行ってケイラから言われるまでそのことを知らなかった。自分が今この位置にいられるとは思ってもみなかったし、自分の目標を成し遂げようとしている過程で歴史に残ることを成し遂げて最高だよ。象徴の一人になれたことは素晴らしい気分だね。ロイヤルランブルに勝利してレッスルマニアへのチケットを手に入れることは重要だけど、その間にさらに別の意義が加わるのは素晴らしいことだね」
ロイヤルランブルに勝利した後、夫であるモンテス・フォードとバックステージで抱き合った瞬間について語っています。
「愛する人の側で仕事ができるのは素晴らしいね。カーテンをくぐった瞬間に夫が立っていて、彼のところへ行って抱きしめたの。何も言わずお互いにただ抱き合った。何と言っていいかわからなかったし、言葉が見つからなかった。そのことを考えると目に涙が浮かんでくるけど、言葉が見つからなかったの。その瞬間唯一考えられたのは祈ることだけだった。言葉は見つからなかったけど、彼は私と一緒に祈ってくれた。私のために祈ってくれた。それが試合後に共有した瞬間だったのよ」
また今後はRAW女子タイトルかSmack Down女子タイトルのどちらかを選択することになりますが、ブレアはどちらのタイトルに挑戦するか考えているかと聞かれ、次のように語っています。
「大きな決断だと思うし、ずっと考えていたけど、今は女子ロイヤルランブル戦に勝ったんだし、今を生きているの。あの夜は2回ピークがやってきたわ。私が勝ったとき一瞬にして全てがスローダウンになって、ロイヤルランブルで最後の一人になったんだって実感したの。そして見渡すとレッスルマニアの看板が見えたから、レッスルマニアに行くんだって思ったわ。異なる2回のタイミングで感情の波が押し寄せてきたの。今はロイヤルランブルに勝った瞬間を生きていて自分の感情を理解しようとしている。だから今は感情的な決断はしたくない。感情を抑えて選択肢を天秤にかけて、それから決断するつもりよ」