RAWに出場したトリプルH「観客がいないのは難しい」

トリプルHは先日ラジオ『The Michael Kay Show』に出演してWWEの現状について言及しました。

WWEは現在サンダードームでバーチャル観客を使って行っていますが、今後はレッスルマニアに向けて観客を入れられるようになって欲しいとの希望を語っています。

「私たちは現在2つの場所でショーをやっている。一つはRAWとSmack Downを行うサンダードームがあるトロピカーナ・フィールドで、バーチャル観客がいることでライブの要素を取り戻すことができている。選手はファンの声を聞いたり、ファンを見たりすることができる。確かにビデオ上でファンを見ることができるが、それは実際にいるのと同じものではないんだ。パフォーマーとして全ての行動は観客の反応に向けられており反応を楽しむことは難しいが、今はそういう時代だ。人々を楽しませるためにできる限りのことをしていて、毎回改善を行っている。できるだけ早く以前のように安全に観客が戻るのは大賛成だよ。私たち以上にそれを望んでいる人はいないだろうが、今のところはバーチャル観客を行っている。できれば4月10日と11日のレッスルマニア37までには、スタジアムに人が集まるようになってみんなが飛び跳ねたり夢中になったりして、素晴らしい時間を過ごせるようになるといいね」

またドリュー・マッキンタイアが新型コロナウイルスの検査に陽性反応となったことから、急きょRAWで予定されていたランディ・オートン戦にトリプルHが出場することになりました。

無観客やバーチャル観客になってから初めて試合を行ったトリプルHですが、観客がいないのは難しいことだと語っています。

「皮肉にも数週間前に復帰について言及していたんだが、こんなに早く実現するとは思っていなかったよ。前日の夜に明日のショーに入れておくぞって連絡があったんだ。以前とは同じ感じじゃなかったね。COVIDやパンデミックになってから、選手たちは誰もいない中や映像の観客の前で毎週毎週これをやっていたんだと思うと脱帽だよ。ずっと反応を得るために頑張ってきたものが、今では反応があると信じて向かっていかなければならないのは難しいし、全然違うものだね」

 

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