WWEネットワークとピーコックが提携する

WWEとNBCユニバーサルは、ストリーミング配信のWWEネットワークがピーコックにアメリカ国内における独占ストリーミング権を与えることを発表しました。

複数年契約によるもので、『The Wall Street Journal』によると、5年契約でWWEは10億ドル(1000億円)以上の収入になると報じています。

ピーコックは2020年にスタートしたNBCユニバーサルのストリーミングサービスです。

NBCユニバーサルはWWEの番組バートナーであり、RAWとNXTは傘下のUSAネットワークで放送されています。

今回の契約によってWWEネットワークで配信されているコンテンツは、ピーコックでも視聴できるようになります。

現在WWEネットワークは9.99ドルですが、ピーコック・プレミアムは4.99ドルで視聴可能となり、広告のないピーコック・プレミアム・プラスは9.99ドルとなっています。そのためアメリカ国内ではこれまでよりも5ドル安く視聴することができるようになります。

WWEネットワークのピーコック移行は3月18日から行われることになり、3月21日のファーストレーンPPVからはペイパービュー大会もピーコックで視聴することができるようになるということです。そして4月10日と11日には年間最大の大会となるレッスルマニアも控えています。

なおピーコックはアメリカにおけるサービスとなるため、アメリカ以外は特に影響を受けることはなさそうです。これまで通りWWEネットワークのみの視聴となります。

WWEとNBCユニバーサルは以前から番組を放送していたこともあり信頼関係を構築していましたが、WWEネットワークのコンテンツを配信することでさらなるパートナーシップの強化が見込まれます。

 

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