WWEはこれまで今年のロイヤルランブルやレッスルマニア37で観客を入れて開催することを望んでいたものの、実際には厳しい状況です。
今月のロイヤルランブルもこれまで通り無観客でバーチャル観客のみで行われる可能性が報じられています。
『The Dirty Sheets』は、ビンス・マクマホンが描いていた2021年の想定よりも数ヵ月遅れているとし、レッスルマニアで観客が入ったとしても50%もしくはそれ以下になると伝えています。
マクマホンはNFLで行われているような収容人数を大幅に少なくする開催に消極的だとし、WWEの幹部と意見が割れているということです。
そのためマクマホンはレッスルマニア37も50%以下の観客の中で開催することに消極的な姿勢を示しているとしています。
そしてWWEはレッスルマニア37で仕切り直しを期待していたものの、このままいくと厳しい状況は変わらないようです。
『The Dirty Sheets』によると、主要対戦カードのアイデアの多くは今年のサマースラム、もしくは来年のレッスルマニアに持ち越しになるだろうと伝えています。
レッスルマニア37ではザ・ロックやダニエル・コーミエの登場計画はなく、ロンダ・ラウジー、ジョン・シナ、ブロック・レスナーの復帰の話も萎んでいる状況だということです。
一方でエッジ、セス・ロリンズ、ベッキー・リンチが復帰する可能性はあるものの、ベッキーの復帰は後日に延期されることも考えらえるようです。
対戦カードの可能性としては、ローマン・レインズ対ダニエル・ブライアンが行われるだろうとし、現在の計画ではブライアンがロイヤルランブルに勝利する可能性が高いということです。
ブライアンは先日、これまでのキャリアでバトルロイヤルに勝利したことがないと主張し、最初にロイヤルランブルマッチへの参加を表明していました。
1月31日のロイヤルランブルからはロード・トゥ・レッスルマニアが始まりますが、パンデミックの終息が見えないことから昨年に引き続きレッスルマニア37も厳しい状況となっているようです。