マイケル・コールがビンス・マクマホンについて語る

WWEで長年実況を務めているマイケル・コールは、11月22日のサバイバーシリーズのプロモーションでポッドキャスト『Gorilla Position』に出演して様々な話題について語りました。

以下はそのハイライトです。

コメンテーターとしての技術をマスターしたと思っているかどうかについて
「マスターしたと信じているよ。そうあって欲しいね。問題なのは、この業界は常に進化していることだ。このビジネスは常に変化している。私が史上最高のアナウンサーかって?それはあり得ないね。私よりもプロレスの試合の実況が上手い人はたくさんいる。私がキャリアの中で誇りに思っていることは、誰とでも仕事ができるということだ。何年にもわたって数十人ものパートナーと一緒に仕事をしてきて、彼らがもっと良くなってキャリアを歩む手助けができるようになったんだ」

「もう一つ自慢に思っていることは、1年間に52週を長期間にわたって毎週この仕事を行っていることだね。24年間で番組を欠席したことは2回ある。1回は私が結婚したときで、もう1回は妻が腎臓移植を受けたときだ。だから1997年から2回ショーを欠席したことになる。1年間で52週行われていて、休みもなければバケーションもないんだ。私たちは常に適応しながら進化しているけど、24年間でこのビジネスは大きく変わった。私は54歳の男であり、今の社会のトレンドやソーシャルメディアを利用する必要があって、20歳の子たちなどに対応するためにはコーリー・グレイブスやバイロン・サクストンがアナウンステーブルに必要なんだ。今でもプロレスやスポーツエンターテイメントの話をすることはできるけど、18歳の子供たちが何をしているかはわからない。でもせめてあと数年はやりたいと思っている。この会社で放送を始めて25周年にしたいんだ。それは素晴らしいことだし、今までにないことだと思う。私は今でも自分の仕事が好きだし、それがなくなるまでは良くも悪くもみんなは私から逃げられないよ」

ビンス・マクマホンとの仕事について
「過去20年間でこの神話がどれだけ一人歩きしているのかはとてもおかしなことだね。ビンスは会社を経営している。彼がボスでありチェアマンだ。彼は小さなプロレス団体を数十億ドル規模の世界的な企業へと変えてしまった。正直言うと、彼は私に多くの自由を与えてくれているよ。なぜなら長年私のことを信頼してくれているからね。彼はボスであり、他のテレビ番組のプロデューサーと同じように、何を望んでいるかを私に教えてくれるんだ。その方向性に同意しないことも多いかもしれないが、やらなければいけないんだよ。彼がボスだからね」

「そう、彼の声が耳から積極的に飛んでくるんだ。特にレッスルマニアのシーズン中にはとてもアクティブだね。でもビンスとは素晴らしい関係を築いている。彼は私のことを信頼してくれているし、そうでなければ私はここにいることができなかっただろう。ビンスが耳元で言っていることは実際より誇張していることは多いと思う。自分たちが上手くいかなかったからメンツを保ちたがるって言う人もいると思う。彼は仕事のことになると感情的になるんだ。とても身近な存在だよ。みんな彼の家族であり、彼の血が流れているんだ。マクマホンの怒りを買う日もあれば、世界で一番素晴らしいと言われる日もあるだろう。それがビンスのやり方だからね。彼が私の家族やキャリアにしてくれたことを考えれば、ビンスとの仕事を手放すことはないだろうね」

 

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