先週金曜日にはゼリーナ・ベガが突然WWEから契約解除を言い渡されることになりました。
ベガは自身のTwitchアカウントを所有しており、WWEが禁止命令を出したものの、アカウントを削除するどころかOnlyFans.comで新たなアカウントを開設していました。
レスリングオブザーバーのデイブ・メルツァーは、ベガはWWEでの収入よりもソーシャルメディアの方でより多くのお金を稼いでいる何人かいる女性選手のうちの一人だったと伝えています。
メルツァーによると、現在のメインロスターには2つの契約が混在しているとし、AEWが作られた後で大きな契約を締結した選手もいれば、AEW前に契約したことであまり稼げていない選手もいるようです。
稼げていない選手はライブイベントでプラスαの収入を得ていたものの、週4日働いていたスケジュールが現在では週1になったことから、選手たちはオフの時間で収入アップを図ろうとしたものの、それをWWEに奪われようとしていることから不満が溜まっているということです。
これまでのライブイベントやペイパービューのボーナスで稼ぐ方法がパンデミックによって適用されなくなっています。
一方でWWEからすると、選手のブランドを所有しているにもかかわらず、その名前を使って選手が稼いでいることに対して不満を持っており、計画ではWWEが独自にTwitchと契約を行おうとしており、その収益は全てWWEのものになって選手はその一部を得られる方向にしていく予定だということです。
そしてベガはWWEからTwitchでの活動停止を求められていたものの、本人が継続を選択したことからWWEは彼女を解雇する選択肢しかなかったようです。
WWEはTwitchやCameoの禁止を通達したときに、出場停止や契約解除になる可能性もあると言及していましたが、それが本当に行われた形となっています。