最近ニューデイからシングル選手になったビッグEは、ポッドキャスト『WWE After The Bell』に出演して様々な話題について答えました。
WWEドラフトではSmack Down残留となったビッグEに対して、コフィ・キングストンとエグザビア・ウッズはRAWへの移籍となっています。
シングル選手になったことで今の目標は何かと聞かれたビッグEは、世界タイトルが常に目標であると語っています。
「これは引用で何年の前に人から送られた言葉だと思う。『もし目標が世界チャンピオンになることじゃないのであれば、ここにいる資格はない』というものであり、私もそう感じているよ。もし世界チャンピオンシップが視界に入っていないのなら、自分だけでなく、ファンやコフィやウッズにも迷惑をかけている気がするんだ。もし今回の別れが重要なことのために行われないなら、なぜ私たちが別れることになったの?って感じだね。それは全てムダになってしまうよ」
ビッグEは大事なこととしてファンと一緒に乗り越えることだとし、ダニエル・ブライアンが人気になったきっかけを例にして語っています。
「シングルになったことは間違いなく私にとって重要なことだし、チャンスを獲得したんだと思っているよ。すぐに昇格したりメインイベントに組まれたりするヤツらをみんなはたくさん見てきていることは知っている。でも彼らがチャンスを手にしてタイトルを獲得しようとそうでなかろうと、時にみんなは何か特別なものを失っているような気がするんだ。なぜなら一緒に乗り越えようとする選手に同乗することができなかったからだ」
「ブライアンには何度も言ったことだが、ブライアンに起こった最高の出来事の一つは、レッスルマニアでブローグキックを受けたことだと思う。彼に準備が出来ていなかったとか能力がないとかって言っているんじゃない。彼にはその全てがあったが、ファンは長年にわたって彼と一緒に旅を続けているように感じていたんだ。彼がもう一度台無しにされるのを見て、『俺たちの男に何するんだ!』って気持ちになった。そしてようやく初の世界タイトルを獲得したときには大歓声が沸き起こったんだ」
「私がダニエル・ブライアンのようになろうとしていると言っているんじゃなく、私が言いたいのはただチャンスを得たと感じたいんだ。だからハードルを乗り越える準備は出来ている。たとえニューデイでの6年間やその前に成し遂げてきたことがあったとしても、自分の道を切り開く準備は出来ているよ。1~2週間後に世界タイトル戦のチャンスがなくても構わない。必要な障害を乗り越えることは問題ないけど、最終的な目標は世界チャンピオンになることだよ」