現在WWEはテレビ収録としてアムウェイセンター(WWEサンダードーム)、WWEパフォーマンスセンター(キャピトルレスリングセンター)、フルセイル大学(現在は使われなくなった)の3つの会場を利用しています。
そして以前NXT内で新型コロナウイルスが蔓延したとの噂がありましたが、それによって自治体も動いているようです。
フロリダ州のテレビ局『WFTV』は、フロリダ州オレンジ郡の保健局が、オーランドのストライクチームと呼ばれるビジネスコンプライアンスチームに対して、特定の企業を訪れて調査を行うように指示したと伝えています。
これはフロリダにあるいくつかの企業が新型コロナウイルスのホットスポット(危険な場所)になっているとして調査しようとしており、そのリストの中にはWWEが会場として使っている3つ全てが含まれているということです。
これを受けてWWEは『WFTV』に対して声明を発表し、厳格なプロトコルによって安全性は保たれていると主張しています。
「WWEは一般には公開されておらず、むしろ重要なスタッフのみによって閉鎖されたセットで運営されています。毎週継続的に行う検査プロトコルの一環として、アベンタス・ラボ(外部企業)は、WWEの出演者、従業員、制作スタッフに対して1万回以上のPCR検査を実施しており、現在のアメリカ全土の陽性率の平均が5%以上であるのに対してわずか1.5%に留まっています。さらに広範囲に濃厚接触者の追跡が行われ、該当した人は14日間隔離され、その後陰性だった場合にのみ許可されることになります」