イライアスがレッスルマニアでの裏話を語る

先日久しぶりの復帰を果たしたイライアスは、『sports illustrated』のインタビューで過去のレッスルマニアについて言及しています。

2018年4月8日にニューオーリンズで行われたレッスルマニア34では、ジョン・シナ対アンダーテイカーの試合が行われましたが、この試合が行われる前にイライアスはシナとのアングルを行っていました。

レッスルマニア34が行われる数週間前、ビンス・マクマホンはイライアスに対して、「まだ君に詳細は何も言えないが、良いものになるだろう」と伝えていたようです。ところがその後はマクマホンから全く連絡が来なかったと語ります。

「ビンスからそう言われたときに鳥肌が立ったのを覚えているよ。彼はまだ誰にも話せないと強調していた。ところがその後数週間、私は何も聞いていなかったし、すでにレッスルマニア前夜になっていた。もしかしたらバトルロイヤルになってしまうかもしれないって考えていたよ」

ところがレッスルマニアがまもなく始まろうとする深夜1時に、WWE本社のあるコネチカット州スタンフォードの市外局番からイライアスの携帯電話に連絡がきました。

「それは関係者からの連絡だった。彼は今すぐアリーナに来てほしいと言ってきたんだ。思わず『え?今すぐ?』って聞き返したが、彼からホテルの外に車が待ってると言われたよ」

イライアスは待っていた車に乗ってレッスルマニアのリハーサルを行うことになりました。

そして翌年のレッスルマニア35でも同様のシーンが起こりました。イライアスのコンサートにニューヨーク・ヤンキースの格好をしたシナが介入して攻撃され、さらに翌日のRAWではアンダーテイカーが登場しました。

イライアスによると、シナとアンダーテイカーとのアングルはレッスルマニア後も続く計画があったようです。

2019年のスーパーショーダウンではゴールドバーグ対アンダーテイカーが行われましたが、当初は自分がアンダーテイカーと対戦する予定だったとイライアスは語っています。

「ニューオーリンズではジョンやアンダーテイカーと一緒だった。翌年もジョンとはレッスルマニアで、アンダーテイカーとは翌日のRAWで一緒だった。さらにその後サウジアラビアでのショーで、私はアンダーテイカーと対戦することになっていたんだが、ゴールドバーグのせいで実現しなかったよ。私の試合になるはずだったんだ。さらに翌年にはレッスルマニアでジョン・シナと3年連続で対戦するはずだった。状況が変わって実現しなかったけどね」

なおパンデミックによって無観客となったレッスルマニア36ではイライアス対シナは行われず、最終的にはシナ対ザ・フィーンド、イライアス対キング・コービンとなっています。

 

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