AJスタイルズは自身のTwitchチャンネルで、最近報じられているサードパーティの規定に関する通達についてコメントしました。
WWEは選手のアカウントの所有権を持ち、収益を全額受け取った上で、選手はその一部を受け取ることになっていきます。
こういったニュースがすでに報じられているにも関わらず、AJスタイルズはインターネットの情報から知ったことを明らかにし、自分が何も知らない状況に残念だと語っています。
「何が起こっているのかわからないんだ。私たちのチャンネルに対して、彼らが何を期待しているのか、単にWWEの保護下でTwitchをやって欲しいと思っているだけなのかどうかはわからない。もしそうだとしたらそれは素晴らしいことだと思うよ。そうすればファンは私たちのことを見つけやすくなるからね。でもそうなるかどうかはわからないんだ。残念ながら、私もみんなと同じようにインターネットで知ってしまった。それは残念なことだよ。WWEのために働くだけでなくTwitchとかもやっていると、みんなにとっては私たちとのコミュニケーションがはるかに簡単になるだろう。何か決定事項はあるのか?何もないと思う。結局はコミュニケーションが重要だと思うよ」
現在はパンデミックの影響から無観客でのショーが続いており、AJスタイルズはそういう状況だからこそTwitchなどでのコミュニケーションが重要になっていると語っています。
「Twitchで何百万ドルも稼いでいる人は誰もいない。私たちはプロゲーマーじゃないんだ。テレビゲームをプレイしてファンと交流するのは、私たちにとって好きなことをする機会だ。みんなが私たちを応援してくれることに対して感謝するチャンスでもあるんだよ。特に世界中で起こっていることを考えるとね。サンダードームの映像に映っていなければ、もうみんなの姿を見ることができないんだ。私たちはみんなと会えないし、話をすることもできない。だからこれは次善の策だ。彼らがここから何を望んでいるのかはわからない。意思疎通が思うように取れていない。私たちの中にも同じ考えを持っている人たちはたくさんいる。お互いに話し合ってきたからね。私たちは同じ問題に直面しているんだ。でもそれによって悲観的なことばかり考えてしまうよ」
元大統領候補のアンドリュー・ヤン氏は、WWEのサードパーティ規定問題について、個人事業主としての権利を侵害しており、選手の生活全てを管理するのであればWWEに何らかの責任が発生すると言及しました。
AJスタイルズもそれに触れ、明確なルールを決めるべきだと語っています。
「WWEは仕事をするには素晴らしいところだ。Twitchなどの問題が起こっているけどね。ただもっとコミュニケーションを取って、超えてはいけない一線を作るなど良い方向性を示す必要がある。これはやってはいけないみたいな感じでね。なぜなら私たちは個人事業主であることについておかしなことになっているからだ。私たちは個人事業主なのに、そうではないかのように従わなければならないルールがある。正直言うと、誰にも触れて欲しくはないんだ。何を期待されているかはわかっているし、むしろこのまま続けたい。ただ彼らがこのプラットフォームにおいて何を求めているのかを正確に知る必要はある。どうなっているのか私がわかっていないのは遠回りのように思えるね」