先日NXTの中で新型コロナウイルスの感染が拡大していると報じられました。
詳細については明らかにされていませんでしたが、『PWInsider』によると、開催されたパーティに出席したNXTの練習生によって感染拡大が始まったとし、NXT内部で働く人たちや練習生の間で無症状での感染が広まっているということです。
そのため現時点でパフォーマンスセンターでのトレーニングは中止されていると伝えています。
今週水曜日にはNXTの収録が行われたものの、多くの選手が予定通りに登場することはできませんでした。そのため今週と来週は、計画の変更を余儀なくされています。
次のNXTの収録予定は、10月4日にWWEネットワークで配信されるNXTテイクオーバーのライブ放送となっていますが、これから10日間で選手が出場できるかどうかを見極めることになりそうです。
さらにWWEはこれ以上の感染拡大を防ぐために、NXTに関わる人たちをRAWやSmack Downから遠ざける動きもあるようです。
パフォーマンスセンターで働いている選手やスタッフ、およびNXTの収録に参加しているスタッフは、サンダードームで行われているRAWやSmack Downの収録には許可を得るまで参加することができないということです。
ただし『PWInsider』によると、無症状の感染者がNXT練習生の間で広まっていることを考えると、RAWに登場したレトリビューションの中にも含まれていたため、メインロスターに広がらないか心配の声も中にはあると報じています。
WWEは今回の感染拡大に対して以下のような声明を発表しています。
「現在進行中の検査プロトコルの一環として、WWEは火曜日に週1回のCOVID-19の検査の第2ラウンドを完了しました。陽性と判定された人は14日間隔離され、メディカルケアを受け、その後は症状がなくなり陰性と判定された場合のみ許可されます。さらに広範囲にコンタクトトレーシング(濃厚接触者の追跡)を行っており、該当されたその他の人たちも14日間隔離されることになり、その後は症状がなくなり陰性と判定された場合にのみ許可されます」